馬場あき子旅の歌39(11年5月) 【遊光】『飛種』(1996年刊)P128~
参加者:K・I、崎尾廣子、佐々木実之、曽我亮子、H・T、鹿取未放
レポーター:崎尾 廣子 司会とまとめ:鹿取 未放
296 大河のやうなトルコの歴史のかたはらにただ耕して生きしも歴史
(まとめ)
以前に鑑賞したいくつかの歌で気の遠くなるようなトルコの歴史を見てきた。作者はそれらの長い長い歴史と人々の営みに思いを馳せ、圧倒されているのであろう。それは「王権と宗教のむごき葛藤」の1万年であった。しかし、庶民の大多数は争いの傍らで、細々とそしてしたたかに地を耕してひたすらに生き継いだのである。そういう名もない歴史もあるのだと庶民のひとりひとりの生に思いを馳せている。(鹿取)
参加者:K・I、崎尾廣子、佐々木実之、曽我亮子、H・T、鹿取未放
レポーター:崎尾 廣子 司会とまとめ:鹿取 未放
296 大河のやうなトルコの歴史のかたはらにただ耕して生きしも歴史
(まとめ)
以前に鑑賞したいくつかの歌で気の遠くなるようなトルコの歴史を見てきた。作者はそれらの長い長い歴史と人々の営みに思いを馳せ、圧倒されているのであろう。それは「王権と宗教のむごき葛藤」の1万年であった。しかし、庶民の大多数は争いの傍らで、細々とそしてしたたかに地を耕してひたすらに生き継いだのである。そういう名もない歴史もあるのだと庶民のひとりひとりの生に思いを馳せている。(鹿取)
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