かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

馬場あき子の外国詠 239 中国⑩

2023-05-14 11:44:55 | 短歌の鑑賞
2023年度版馬場あき子の旅の歌31(2010年8月実施)
     【砂の大地】『飛天の道』(2000年刊)185頁~
      参加者:H・A、T・S、藤本満須子、T・H、鹿取未放
      司会とまとめ:鹿取 未放


239 緑青の兜率天宮に近づけば樹あり人居りて唐初なりける

      (当日意見)
★樹下美人図を連想する。(T・H)


      (まとめ)
 これも莫高窟の壁画であろうか。写真等で見るかぎり、壁画には緑と青が印象的に使われている。兜率天宮というのは弥勒菩薩がいるところと辞書に出ている。人間を救済してくれる菩薩の住まい(が描かれた壁画)に近づいていくと樹や人が描かれていて、いかにも唐の初めといった佇まいである。唐初という時代に立ち返ったような懐かしさがにじんでいる。(鹿取)


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