ブログ版 清見糺の短歌鑑賞 おいたるダビデ
鎌倉なぎさの会 鹿取 未放
196 とりがなくつゆのはれまのかまくらにメソポタミアのじごくえをみつ
「かりん」2002年10月号
「鳥が鳴く」は「東(あづま)」に掛かる枕詞だが、ここでは鎌倉に掛けている。京の都から見て鳥が鳴くような田舎である東国ということだから、鎌倉もその範疇には入るだろう。ここでは、実景とっとって梅雨の晴れ間で鳥が鳴いているのどかな観光地鎌倉ととってもいいのだろう。しかし、観ているのはメソポタミアの地獄絵であるところが恐い。
★鎌倉を吟行しようと歩いていた時、どこかの二階でメソポタミヤについて小
さな展示をやっていた。みんなでそれを観たがその時の歌だろう。(大堀)
鎌倉なぎさの会 鹿取 未放
196 とりがなくつゆのはれまのかまくらにメソポタミアのじごくえをみつ
「かりん」2002年10月号
「鳥が鳴く」は「東(あづま)」に掛かる枕詞だが、ここでは鎌倉に掛けている。京の都から見て鳥が鳴くような田舎である東国ということだから、鎌倉もその範疇には入るだろう。ここでは、実景とっとって梅雨の晴れ間で鳥が鳴いているのどかな観光地鎌倉ととってもいいのだろう。しかし、観ているのはメソポタミアの地獄絵であるところが恐い。
★鎌倉を吟行しようと歩いていた時、どこかの二階でメソポタミヤについて小
さな展示をやっていた。みんなでそれを観たがその時の歌だろう。(大堀)
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