お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

野球じゃなくて良かったと思う瞬間

2009年03月25日 08時39分22秒 | 河童闘魂宝物
宝物がめでたく、スイミングスクールで昇格する。
彼が小5の秋、夏にやった記録会の成績表をもって出向き
コーチに直談判した私。

「この子はここまで泳げます。
是非、選手コースに入れて下さい。」

幼稚園の時から週1で泳ぎ
泳法は完璧なハズなので
今更初心者コースに入れられたらたまらないので
私は必死だったのだ。

コーチはびっくりしていた。
たかがこんなタイムで偉そうに主張する母親と
その後ろに立っている、メタボな少年。
とても速そうには見えない。

「ま、いいでしょう。
まずは週2からはじめて下さい。」

それから一年後、やっと週5。

今度あがるクラスのコーチが
私が直談判したその人だ。

宝物が最初に出た記録会で、ダントツトップだった同級生を
抜かす種目も、今はある。

中学にあがる時、水泳をやめて野球部に入るつもりだった宝物。

でもやめて良かったね。
お母さん、本当にそう思うよ。

だって、みた?昨日のイチロー。
あのバッターボックスのりりしい姿。
ものすごい数の期待の中
見事にその期待にこたえる姿。

お母さん、胸が痛くなっちゃったよ。

あれが宝物なら、宝物は号泣しながら
バッターボックスに立ってることだろう。

はいはい。
宝物の心臓の小ささは、一番に克服しなきゃいけない案件だから。

この間の記録会、宝物はあまり話したこともない格上の
お兄さん方とリレーに出ることになった。


もし自分のせいで負けたら
オレのせいで失格にでもなったら



そんな文字がうつむく宝物の背中に浮きでていた。
泳ぎもガチガチで、普段見たこともない悪い泳ぎ。
死んだような目。




いや~水泳で良かった。
涙を流していても、まわりにバレないから(笑)

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