話は一年前にさかのぼる。
「結婚したいコがいるから、会ってください」と宝物。
相手が4歳上だから、彼女が20代のうちに結婚したいのだと。
なんかバタバタしていた。
「お前はバカなんだから、年上でもいい、ブスでもいい、頭のいい子と結婚しなさい。」
といった私の言い付けをまもり、そんなひとを紹介された。
開口一番、彼女は言った。
「私の父親は目が大きくて、とても顔が濃いんです!
だから私は顔がうすい人と結婚したいと思ってたんです。
◇◇◇さんは、私の理想にピッタリです!」
え? なに? 顔がうすいってどーゆーこと??
このこ、全力で私ら一族をディスてる??
あの・・ごめんね。
あなた、私の息子の顔をドーコーいえるような別嬪さんではないと思うんだけど・・
とにかく。
結婚するのは私ではないので、とくに反論することもなく放っておいた。
次にくるのが、両家顔合わせ。
コロナ禍でもそういうことはちゃんとしなければならないらしい。
相手方は両親とも教師ということで、なんとなく私たちは生徒の心持になってしまう。
そこで、相手方のお母さまは言った。
「私の主人はとても目が大きくて、顔が濃いんです。
だから◇◇◇さんのこのうすい顔、とてもいいと思いました!」
おいおいおいおいデジャブかよ。
お前ら一家でうちの息子の顔が、うすいうすいといいやがって!
なによ、うすいって
悪かったね、目が細くて。
すみませんでしたね。
初対面でマウント取ってくるか・・
昨年12月、結婚式は無事に終わった。
コロナ禍なので、親族のみで。
しかもお酒をつぎがてらの挨拶もとりやめて、なかなかいいお式であった。
春には孫がふたりふえる。
次女も入籍した。
私は旧姓に戻った。
いや・・・めでたい。
「結婚したいコがいるから、会ってください」と宝物。
相手が4歳上だから、彼女が20代のうちに結婚したいのだと。
なんかバタバタしていた。
「お前はバカなんだから、年上でもいい、ブスでもいい、頭のいい子と結婚しなさい。」
といった私の言い付けをまもり、そんなひとを紹介された。
開口一番、彼女は言った。
「私の父親は目が大きくて、とても顔が濃いんです!
だから私は顔がうすい人と結婚したいと思ってたんです。
◇◇◇さんは、私の理想にピッタリです!」
え? なに? 顔がうすいってどーゆーこと??
このこ、全力で私ら一族をディスてる??
あの・・ごめんね。
あなた、私の息子の顔をドーコーいえるような別嬪さんではないと思うんだけど・・
とにかく。
結婚するのは私ではないので、とくに反論することもなく放っておいた。
次にくるのが、両家顔合わせ。
コロナ禍でもそういうことはちゃんとしなければならないらしい。
相手方は両親とも教師ということで、なんとなく私たちは生徒の心持になってしまう。
そこで、相手方のお母さまは言った。
「私の主人はとても目が大きくて、顔が濃いんです。
だから◇◇◇さんのこのうすい顔、とてもいいと思いました!」
おいおいおいおいデジャブかよ。
お前ら一家でうちの息子の顔が、うすいうすいといいやがって!
なによ、うすいって
悪かったね、目が細くて。
すみませんでしたね。
初対面でマウント取ってくるか・・
昨年12月、結婚式は無事に終わった。
コロナ禍なので、親族のみで。
しかもお酒をつぎがてらの挨拶もとりやめて、なかなかいいお式であった。
春には孫がふたりふえる。
次女も入籍した。
私は旧姓に戻った。
いや・・・めでたい。