将来の夢

卒業シーズン。
宝物は文集に書いた。

「ボクは将来、運動もそこそこできて
仕事もできて、子どもに尊敬されるお父さんになりたいです。
それはなぜかというと、ボクのお父さんがそうだからです。」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さよけ。





「な、宝物よ。お母さんはどうした？
言うとくけどな。
お父さんはお前のオムツ、二回しか取り替えたことないぞ。」

「・・・・・。」

「お父さんは誰にも尊敬なんてされてないぞ。」

「・・・・・。」

「あの男はスポーツなんて、そこそこできんぞ。」

「・・・・・・・でもな。」

「でも、なんや？」

「オレが『お母さんみたいになりたいです。』って書いたら
それはそれでマズイやろ。」

「・・・・・・・。」

「な？」

「・・・・確かに。」


温さん、言い負かされるの図。



文集の最終チェックをしていた校長先生が
宝物のトコで目がとまり
誉めてくれたんやそうな。


そうそう、エエ話やもんな。

「でも、お母さんは怒るかもね。」
校長先生は誉めたあとで、そう付け加えたという。


「エエねん、それで。
お前がお父さんを尊敬してますと書くとな、
読んでる人は
『この子の家では、お父さんをお母さんがたててるんやな』と思う。
さらに『ホンマにえらいんは、お父さんをたてているお母さんや』
とさえ思う。

だから、お前は気にせんでエエ。

でかした！宝物。」



不愉快は不愉快だが
今さら書き直すワケにもいかず。

しかし志の低い男だ、お前は。


ちなみに河童姫は「宇宙飛行士になりたい」と書いた。



ま、宇宙ぐらい遠くに、行ってみてくれてもいいのに（笑）





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外国で服役

旦那の誕生日に、また悪夢をみた。
旦那は私にこう言った。

「今日はオレの誕生日だから、フィリピンに戻って
ちゃんと刑に服してくるわ・・」
そういって飛行機にのって、いってしまった・・


び、びっくりしましたがな。
お前、外国で犯罪起こしとんかい。


さて、昨日の一報でんがな。
疑○の銃弾事件。

こんなにたってから、逮捕されるなんて・・


「あ、そか。アメリカは時効がないからなぁ～」と
旦那が知ってるみたいに。
お前は、なんでも昔から知ってるみたいに言うよな。


それより己の罪を告白しろ。
なんか悪いことしてるんやろ。
お前の後ろから、悪いオーラがびんびんに出てるで。

そやなかったら、こんな次から次へと
私が病気にならへんで。


って、なんの病気がプラスされたかというと


バネ指リターンズ


今度は右手で。



それは、お前がゲームやりすぎてるからやろ。




正解！



英語漬けのしすぎで、タッチペンを持つ手が
バネ指さんになってしまった。

おかげで評定はＡＡＡだけどね！

ごめんなさい

あやまるとです。
私は間違っとったとです。

昨年藤原組の結婚式をみて
こいつらは別れるなと思ったんですが
無事一周年を迎えたごたぁですたい。

そしてもう一件。
太陽組です。
私は最近、彼のブログをチェックし始めたのですが
びっくりしまっせ、マイホームパパぶり。
ってか、なんであんなに嫁の作ったご飯を
紹介したいのでしょう。

奴らもまだ無事です。

す、すみません。
予想が当たんなくてごめんなさい。


みんな凄いなぁ～～


結婚が幸せなもんだなんて
ずっ～っと忘れとったですばい。


いや～サンタと一緒でんな。
幸せな結婚はある。
ただ私のトコにこないだけ。


じゃあの！

スカウト

河童がレポートを提出しなかったら、教授から電話があり
私がちんたら注意された話は書いた。
それは確か夏の話。

冬はおハガキがきた。

「○○さん、△月×日に再提出のレポート、お忘れでしょうか・・」

そりゃあ丁寧なハガキだったさ。


そんなある日、河童がドアをあけるなりこう言った。

「お母さん、私、スカウトされた！！」







「・・・・ＡＶやわ。」

「ほら！！」

彼女が差し出した名刺には学芸員の肩書き。

「え？」

最近では学芸員がＡＶに誘うのか？


話はこうだ。
河童が学校で書道をしていたんだと。
そこにおじいさんが通りかかり
自分は昔なんたらかんたらで、今は講師でここにきてて
この三月でやめるんやけど
君の書道は素晴らしい。
何か困ったことがあったら、いつでもここに連絡しなさい。
そう言って、名刺をくれたんだと。


いや～さっぱりわかんない話だね。

わかんない話だけど、河童の習字が誉められたことと
このおじいさんが、うちの河童にこれからも会いたいことはわかる。



それって普通のナンパじゃん？

「ち、違うわ！！」

彼女はそう言うが、私にはわからん話だ。
河童に就職を世話したいというのなら、わかるんだが。
ヤツはまだ一年だぞ。



・・・・あ！

もしかして、三年くらいにはみえた？
就職が決まってない四年生にみえた？




確かにそうかもしれん（笑）

このふけてみえる容姿が、功を奏すといいのだが・・

ってか、大学やめて、就職先、世話してもらえ。

豊作

「お母さん、今年はたくさんもらったで。みて！」

みれば、手提げ袋いっぱいの小さな包み。

「こんなにもらったら、ホワイトデーが大変やわ。」








・・・・・って闘魂ちゃんが（涙）


オマエ、なんか間違ってないか。
オマエ、女じゃん。
戸籍上、次女じゃん。

なんでチョコなんかもらってくるんだよ。


「アンタさ、そういうチョコはどういうタイミングで渡されるわけ？」

「チョコ交換会とかあんの？」

「そうじゃないけど・・お昼ご飯を食べ終わったら
なんとなく女子が持ってきたんだよねぇ～」

「へぇ～～～。
そういう光景を、男子の皆さんはどんな気持ちでみてるんだろうね。」

「あぁ・・・・・じぃとチョコの行方を目で追ってたで。」

「オレに分けてくれって言われたやろ？」

「ううん。私は男子とは口きかんから・・」



うっううう（涙）

間違ってる！最近の学校教育は絶対間違ってる！！



ちなみに宝物は今年も一個ももらえず・・・・


「オレ、チョコレート嫌いやから！！」

そういう宝物に

「負け惜しみに聞こえるから、今、言うな・・」

そう教える私。


どっどこで間違った・・宝物・・・（涙）