河童の心配

先日、河童姫は彼と内見にいき、四月から住む部屋が決まった。

GWに引っ越しする予定だったのを前倒し。
もはや、誰もとめる人なし。

翌日不動産屋に、彼だけが手続きに出向いた。

そこは河童姫の同級生のお宅で、昔から仲良くさせてもらっている。

あとでママ友からメールがきた。
「イケメンで優しそうな人やってね」

そう！そこ！

河童姫は何度も彼のことをイケメンだと言う。
確かに悪い顔ではないが、そんな毎回自慢することではないのでは？と思う。

おまけに顔が小さい。
並ぶとどうしたって、うちの姫が不利。

昔は結婚式のことばかり言っていたが、今は子供の心配ばかりだ。

「どうしよう、子供ができなかったら‥」といい

「どうしよう、顔が私に似てしまったら‥」という。

いやいやいや

そーゆー自虐ネタは返事に困るわ。
アンタを産んだのは私なんだから。

献血行ってみた

朝起きた時、「そうだ！献血だ！」と思った。

赤十字のサイトで献血車情報を確認して、行ってみた。
ちなみに人生初。

まず受付で子供から、洗剤の詰め合わせをもらう。
重い。ビニールが指にくいこむ。

身長体重を書かされる。
40キロ以下の人からは、採血できないようだ。

いやいやいやいや。
みたらわかるやろ。

次、モニターに映し出される注意事項の確認。

次、血圧測定。

ここまででかなり待つ。

隣の女の人に話しかけてみる。
22回の献血経験を持つ彼女は、
「献血て、いろいろもらえるから好きなんですよー。
高松の献血ルームていいんですよ、オヤツが食べ放題なんですゥ。子供と一緒に行くんです」

「子供て、献血できませんよね？」

「そう！でもお菓子が食べ放題なんですゥ」

もはや、お菓子のことしか頭にない。

その彼女は血圧測定のあと、消えた。

初めての献血でも400mlとられた。
たいした事ないと思っていたが、やはりふらつく。

買い物するつもりだったがあきらめて、直帰。

数時間後には復活したが、もうやらない。

離婚の景気づけに、と思ったが
何かを成し遂げるのは、本当に疲れるものだ。

カメラをとめろ

話題だったカメラをとめるな、みた。

面白くなかった。

舞台作品が原案だか、原作だか、だと言う。

なるほど。
舞台でこれをやられたら、面白かったかも。

闘魂ちゃんはこう言って、録画を消去した。

「観るに耐えない」