お手てはぬくいです(笑)

手が冷たい人は心が温かい・・一度はきいたことないですか?
私の手は、年中ホカホカです。

偽装

2007年06月29日 11時45分31秒 | 事実は小説より奇なり
スーパーにいったら、まず、中国産野菜が
大量にディスカウントしてあるのが目についた。
次に冷凍食品売り場ね。
ひき肉を原料とするもの、半額セール。

ま、これで、ひき肉に対する恐怖が
いっそう強まったうちの旦那である。

うちの旦那はひき肉嫌いだ。
旦那の父親がそうだったので
きっとおそろしい持論があるのだろうが
ききたくないので、きかない。

それでもハンバーガーとか、昔は食べていたが
今は喰わないスねぇ。

私は食べるよ。バンバン食べるよ。


昔、マタギ姉さんが、

「このハンバーガーの肉はね、みみずの肉なんだよ。
食べちゃダメじゃない。」と河童姫に言ってた時
うまけりゃいいじゃん!!
といいそうになった。

マタギには恐くて言えなかったので、
バカ息子の方にいっといた。


がはは


でもさ、酷い会社だよね。
昔の経営者、そのものだね。

あんな年寄り、たくさんいたさ、昔は。
旦那の父親とよく似ている。

お金をたくさん稼げる自分は、「神」だと思っている。

モラルも規範もない。
自分が掟で、自分がルールだ。

自分に逆らうヤツは、全て「貧乏人のひがみ」だ。


本当にあんないやなヤツ、私の人生ではじめてだった。

今だに旦那が、炉に入れられた棺に向かって

「父さ~ん、また一緒に釣りに行こなぁ~!!」

と叫んだ気持ちがわからない。



ま、その他メンバーは、どっちらけだったんですけど(笑)



40男が泣いて暴れるなよなぁ、金持ってる、持ってないに関わらず。





傷ついた一言

2007年06月27日 22時22分53秒 | 近況
顔がいたい。
体中、ちょこちょこ痒いのはだんだんあきらめつつあったが
ここにきて顔が痛いんである。

痒くてかくから痛いんだが
それもカサカサに乾いた指でかくから
なおのこと悪いんだが
痒い時に思う存分かくのは、『至福』だよね。


で、久しぶりに医者をかえてみた。


ところどころ赤い私の顔をみて、先生は一言いったね。


「お化粧はやめて。」


ってかさ、先生。
私ってほとんどメークしてないんですけど。
夕方なんてスッピンとかわないんですけど。

「あなた、化粧水もしみるでしょ。」

「はい。」

「お化粧はしたらダメよ。
何故かというと、お化粧はおとさなきゃいけないから。
洗いすぎなの。
だから、水をさ~っとかける程度にして。
お風呂から出たらすぐにこのクリーム塗って。」

「はい。」

「このクリームはステロイドだけどね。
絶対大丈夫だから。
きっかり一週間、使って。
大丈夫な理由がこれに書いてあるから、しっかり読んで。」

「はい。」

「目に入っちゃいけないっていってもね
目に塗りこんではいけないという意味だから。
目のまわりギリギリ塗るのなんて、おてのもんでしょ?」

「・・・・・。」

「じゃ、一週間で必ず治るから。」


先生はそう言った。


さて、問題です。

この中で、私が一番、傷ついた言葉はなんでしょう。






正解は、『目のまわりギリギリ塗るのなんて、おてのもんでしょ』だ。


そんなに化粧が好きな女に見えるのだろうか。
年をくってるから、スキルがあるとふんだのだろうか。

とにかく、翌日からうれし恥ずかしスッピンライフだ。

あまりに簡単で癖になりそうだ。



シミががんがん増えてもしったこっちゃない。

だって気をつけてても、できたもんね。


一週間たって治らなかったら、なんといってあばれようかと
今から楽しみな温さんであった。

エアコン六台

2007年06月22日 10時38分04秒 | 近況
エアコンを取り付けるのに、平均何分かかるものなんだろう。
旦那が知り合いの業者に頼んだら
その人のつてで若い兄ちゃんがひとりきた。

頭を白いタオルで完璧に包み、ニッカボッカは働く。
温さん、ガテン系は大好きだ。
ただし向こうが温さんを嫌うがな。

話、それた。

彼は三時間ぐらいかかって、ようやくリビングのエアコンをとりつけた。

昨日一日でやっと二台。
残り四台、これを今日はふたりががりで取り付けるのだという。


オラはっきしいって、こんな時間のかかるもんだとは思わなんだ。
電気屋さんは、もっと早くやんないかい?


10分ほっとくと、すぐに居眠りこく温さんが
寝るワケにもいかず、テレビを観るワケにもいかず
ただぼんやりとしている。

退屈だぁ~~


おっと。今まさに居眠りしていたらしく
気づいたら「利」のオンパレードだ。
20行はあったぞ。


それにしても梅雨だな。
全国放送で毎回早明浦ダムの名前をきくが
どんなんなんでしょうな。

水不足のおかげで、楽しみにしていた水泳の県大会もなくなりそうだ。
私が宝物に費やしたスイミングスクールのお月謝を
誰か返してくれたまえ。

私に遺された唯一の家族

2007年06月21日 23時21分53秒 | 近況
父母の身体を心配しつつ、10年余りを過ごした
妹と私は戦友だ。

っうか姉妹なんだけどね。

ガンになった家族を心配する気持ちは
まさに一喜一憂の日々で
祈りを忘れて眠りにつける夜はない。

毎日毎晩、どうか病気が治りますようにと祈るのだ。

だから父が死んだ時、「もうしばらく心配することはないよね」と
ふたりでなぐさめあったものだ。

ところが、先日、妹の胸にしこりがあるとの検診結果がでた。
再検査を受けるようにと。



あぁ・・ と。

どうしてこんなに若くして  と。

私達姉妹は、両親の年を越えることができるのだろうかと。


私はもう子育てがおわった感があるが
妹ん家の子供は、まだまだ幼いので
どうしたらいいかわかんない。



「全部すっぱり切っていいから、治してほしい」
妹はそう言った。

そして再検査の日まで、ふたりで落ち着かない日々を過ごす。


「姉ちゃんにいわなきゃ良かった。」

「なんで。私にはなんでも言っていいんだよ。
私のことを気にかけなくていいんだよ。」


ついこの間、
「アンタは私のたったひとりの家族なんだから
検査でもなんでも受けて、元気でいて頂戴よ。」そう言った所だった。

私には、面倒をみなきゃいけない同居人達はいるが
家族というと、父母妹とのユニットの方が浮かぶ。


それにつけても、一息つける間がない忙しさだ。

やっかいなダブル受験がおわり、新入学の準備におわれ
ちょっとゆっくりと思ったら父が亡くなり
てんやわんやで引越しをして
やっと四十九日と思ったら、妹の心配をするのだ。

ザワザワどころじゃない
ハリケーンのような胸騒ぎだ。


午後三時近くになって、ようやくメールが届く。

「大丈夫だった。良かった~」と。

すぐさま電話。

「今、どこ?」

「まだ病院の中。」

そう答える声が涙をこらえている。

「かまん、かまん、大声で泣いてエエわ。
ホンマ、良かったわ。」

「うん。でもな、さっきからいろんな人が変な目でみていくけど
私はうれしくて・・・」


とりあえず、ふたりで電話口で泣いといた。


これから先もずっと、私達は何度となくこんな日をむかえるだろう。


やっぱ甘えられる人がいるよね、誰にでも。
どんな心配事でも、打ち明けていい、そんな人がいるよね。



さ、泣いてても仕方ないから、寝よ。

妹は久しぶりに、爆睡できることだろう。