春ですね

あれ？おかしいなとお思いの皆さん。

そうよね、おかしいよね。
河童姫が卒業した筈なのに、就職ネタがないよね。

なんということでしょう・・よね。


はいはい。就職できなかったワケだ。

教員採用試験におち、講師登録をすませ。
たかが講師の登録なのに、河童姫は就職した気になっていた。
僻地にとばされるんだと、いらん覚悟まで決めていた。

なんでそうなるんだろ。

教員採用試験は非常に狭き門だし
講師の収入じゃやっていけないし
だから教員免許は取得するけど
民間の企業に就職するから

河童は一年生の時に、私にそう言った。


あの程度の経歴で教員になれるようでは
日本の教育がダメになるので
私はハナから教員になれるとは思ってなかった。
河童だけが、「講師→教員」でいけると思っていた。

私が何度忠告しても、就職活動をしなかった。

そして最近になってようやく、県庁から最後通告された。

「講師の仕事も紹介できません。」


がび～ん！！！


ま、こうなることは河童以外のみんなが予想できていた。


次回は、本人だけは気づかない第２弾、
「田舎の喫茶店」でお会いしましょう。


さよなら、さよなら、さよなら

白馬にのった王子様

親友からめずらしく電話があった。

親友には中三の姪がいて、うちにも中三がいて
高校入試がらみで、連絡がとりづらくなっていた。

もしすべっていたら・・と思うと
気軽に電話できない。

なので、「うちは推薦で合格したよ～」とメールしたつもりでいた。

忘れてたよ、メールすんの。


どちらも志望校に入学ということで、ま、それはいいんだが
そろそろ電話を切ろうかという頃になって親友がとんでもない事を。


「だからね、ゆうちゃんが・・」

「ゆうちゃんって・・整体師の？」

彼女の付き合う男は「ゆう」率高いので
よくわからない。

要は、恐ろしいことに・・・


本職、リターン！！


今年に入り、その本職さんは引退し
元本職さんになり、ついでに奥さんとも別れて


「私を迎えにきてくれたん♪♪」って48歳が。


ドロドロの愛憎劇のヒロインが。


「じゃ、整体師さんとは別れたのね・・」というと

「・・・・それは・・・」と歯切れが悪い。


アラ50が60代半ばおじいを手玉にとっているワケね。



世の中、乱れてるわぁ。

なんであいつは偉そうなおじいばっかと付き合うんやろ。


ま、迎えにきたのは　白馬に乗った王子様ではなく
外車に乗ったや○ざ様だったことには間違いない。


引退ってなんだ？
引退なんかできるのか。

オレは結婚式には行かないかんな！
お別れだ！！　こんな恐ろしいネタ元とは。

卒業式

彼女は無事だった。
まわりの何もかもが通常とは違うのに
早くも出勤しておられた。

さすがだ。
物資のいきわたらない中、ふたりの子の母として
奮闘しておられる。

大事なことなんで、も一回書いとこ。

さすがだ。


小学校でも昨日が卒業式の所が多かった。
6歳で入って12歳で卒業するワケだから
本当に思い出一杯だな。

夏にいなくなったしんちゃんも、卒業した。

髪こそリーゼントだったが、まともな制服をきて
長ったらしい祝辞も、おとなしくきいていた。

最後、きりっとした顔で体育館を退場する姿をみて
ホロっと泣けた。

「よぉ我慢したねぇ。」

フリマのママが逃避行して、ひきこもりになった子も
卒業式には堂々と参加していた。

うちの宝物より身長が高くなっていたが
顔つきは昔のままで、幼かった。

「よぉぐれもせんと、大きくなったなぁ。」

と思ったら、またホロっときた。


式がおわって、子供達が先生と最後のお別れをするのを
外でまっていた。

三月だというのに、冷たい風がびゅーびゅー吹いて
とても寒かった。

するとその中に去年卒業したが、就職も進学もできなかった
不良グループがジャージ姿でまじりはじめた。

どうやらしんちゃん達を待っているご様子。
紙袋の中には花束がいくつも入っていた。

帰ったはずの下級生の不良グループもいる。


なんだよ、なんだよ。
成人式かよ。


そこにしんちゃん登場。
ジャージの姉ちゃんから、紙袋を受け取ると
いったん消えた。

しばらくして、しんちゃん再登場。

黒い特攻服に、赤や黄色や金に銀
さまざまな刺繍をほどこした姿。

眉をひそめる保護者の皆さん。


でもね、しんちゃん。
保育所の時から君を知っているおばちゃんは

「小っちゃい特攻服やなぁ～。
このあと、何に使うんやろ。
資源の無駄使いやなぁ～。

最後の卒業式やから気合入ってんなぁ～」

としか思わんかったで。


じゃあね、しんちゃん。さようなら。

私信

大変なことになりましたね。
ご無事であればと願っています。

こんな日本の端っこに住んでいる私でも
毎日の地震報道は恐ろしいのに、
被害地域ともなれば、本当にお辛い日々でしょう。

近所のスーパーからも乾電池がなくなったそうです。

私もメールであなたの無事を確認したかったのですが
iPhoneを新しくした際に、連絡先を全部とばしてしまい
できずにいました。
あの方がブログを更新されていたので
もしかしたらつながるかと
今日、wakwakの方にメールしてみましたが
届きませんでした。

あの日は中学校の卒業式でした。

中学三年生にとって、長かった受験勉強の日々がおわり
あとは結果を待つだけという
一番解放された気分を味わえる日でしたね。




どうかご無事で。

黒か茶色か

いやいや
さっきはしんみりさせちゃって、悪かったね。

自分で書いてて、泣けてきちゃったよ。
おほほ

おわびに宝物の近況を。

先週宝物が言った言葉は、私を凍らせたね。

「あ～～もう給食もこれで終わりかぁ～～。
ところで、母さん、オレ、弁当なの？学食なの？」



高校に入る前から、昼ごはんの心配か。

一体どれだけ喰らうつもりなんだ。
私は毎朝、何合の米を炊けば良いのら？


合格発表後、宝物が一番最初にした事は
眉毛のお手入れだった。

細くなった眉で登校していたが、その時は何も注意されなかった。

一般の入試を受ける生徒への対応で
担任の先生もいっぱいいっぱいだったに違いない。

高校入試がおわった昨日、先生に宝物は呼び出されて注意を受けた。


「△□君、眉毛、書いてこんかったら、卒業式には出さへんで」


いやいや、先生。
今さらでっか？

というワケで、私のウォータープルーフのアイライナーで
眉毛を濃くされた宝物は、まるでぶさ犬のようだった。

黒か？黒色がいけないのか？

卒業式本番は、茶色にしてみようか？
太く書けばよいのか？

自分の化粧より、宝物の仕上がりが気になる温さんであった。