男はえらい

讃岐では、疲れてつらいことを「えらい」という。

私の車は８人乗りだ。
８人乗りにしてから七年目ぐらいだろうか。

20代独身男性でも、軽自動車が好まれる時代に
なんと不経済なとお思いだろうが
私は姉ちゃんだから、仕方ないのだ。

姉ちゃんだから、休日には妹と姪甥のせて
遊びに出かけるのだ。
だからうちの子たちと合せて、８人乗りじゃないといけないのだ。

で、先日、スイミングに行っている宝物を迎えに行ってから
遊びに行こうという話になり
妹と私、姪甥、四人で車に乗り込んだ。
真ん中の席に並んだ姪と甥。

「な、○○ちゃんが乗ってきたら、どうする？」と聞く姪。

「あ、姉ちゃんが後ろに行って！」と命令する甥。

「あ～はいはい。」と応える姪。


おかしくないか？

我が家では三列目のシートに姉ちゃん達が乗ることはない。
絶対ない。
見たことない。
考えられない。
宝物に命令されて、闘魂ちゃんが従う姿なんて
見たことないし、考えるだけでおそろしい。


男は重いモノも持てるように大きく作られてるし
人より何倍もしんどい目にあっても大丈夫なように
立派な身体になってんねや。

男が女よりしんどいおもいをすんのは当たり前じゃ！

そう言って私は宝物を育ててきた。
常に年寄りや子供や女をいたわれと。

ところが妹の家では、男は女より「偉い」から
女が我慢したらエエのんじゃ～といって
姉を弟より、下に扱うという。


はぁ～？　なんだが。


「アンタ、そんなんでは、あの子の遺伝子を残してもいいっていう
女の子は現れへんよ。」と忠告する私。

ただ威張っているだけの男なんて
絶対結婚できまへんで、きょうび。

だからといって、うちの宝物が結婚できるとも限らないが。
えぇえぇ31点で胸を張っているようなアホの
子供を産んでくれる女の人は少ない。

我が家では「男はえらい（しんどい）」で
妹の家では「男は偉い」ワケだ。

結果が出るのは20年後か。

楽しみだが、それまでに姪のタキちゃんがグレそうでこわい。


ところで。
男性の意見はどうなんだろうか。
「えらい」のだろうか「偉い」のだろうか。

ここの男性読者といえば、○○さんと○○さんと○○さんと
私は３人しか思い当たらない。
どうですか？
たまにはコメントいただけないですかね？

正月気分グッズ

この間の日曜日、旦那に予定をきかれたので

「私は今日一日、なるべくあなたと離れて過ごしたいです。
だからどこへでもお好きな所へ行って下さい。」
と主張したにもかかわらず、返す刀で

「車を車検に出すので、あとで子供達をつれて
迎えにきてくれ。」と命令された。


ぜってぇ～復讐する事を心に誓う。


とはいえ、正月間近。
全然そんな気にならないんだが。

大掃除もしないし・・
第一子供達もそれぞれの用事で
31日まで家に居ないみたいだし・・

なのでプログだけでも、正月準備。


ああ、そうそう。
昨日、ひとつ正月用品を買ってきた。

その名も、Ｗiiカラオケ♪

妹の子供達が喜ぶかと思って。
っぅか、私のストレス解消にか。
せっかく畑の真ん中に家があるんだから
誰にも迷惑かけず、大声出そう！

ネットにつないで30日券を購入。
いろいろ歌ったが、子供達は恥ずかしがってうたやしねぇ。

みんなが留守で、自分ひとりになったら
こっそりやってみるんだと。

ではこちらも、こっそり帰ってみるか（笑）

はじめてみる数字

ＮＥＣノートパソコンのディスクドライブがいかれた。
前のコーヒー事件もあるので
買い替えたい私。

ＤＥＬにトライしてみようかと思う今日この頃
皆さん、いかがお過ごし？

さて、他人の成績で笑おうの時間がやってきた。

先日、宝物の成績表を取りに行ってきた。
彼は一学期にいろいろやらかしてくれたので
行きたくはなかったが
宝物がどうしても「お母さんにきてほしい」というので
仕方なくいってきた。

ひどい。
予想通りにひどい。
社会の75点が最高で、あとは50点がつづく
そして最後の英語で、私の瞳孔が開いた。

31点。



サーティーワンアイスクリームか。



一呼吸おいて、先生が宝物に畳み掛ける。

「どう？この成績、どう？」

「あ、あがりました♪」と宝物。

先生の視線がレーザービームにかわるのを感じる私の額。

顔、あげたくありましぇ～ん！！

「お、お前、この成績であがったというんか・・」と私。

「だってあがったやん。ほら、体育だって４になったし・・」

「体育の４って当たり前やないか、お前にとって。」

「まぁまぁお母さん。○○クンは先生方にもウケがいいんですよ。
とても授業態度がいいと・・」

ここで春日のように胸をはる宝物。

テストの50点を授業態度Ａでカバーし
他の評定は、かろうじての３だ。


隣のクラスからは

「わぁ～２ばっかりやぁ～！！！」という
悲鳴もきこえてくる。

テストが30点以下だと、評定は２以下になるらしい。

「お前な、しっかりせぇよ。
２なんて取ったらな、公立高校なんか行けへんぞ！！」

闘魂ちゃんが宝物にお説教。

「仕方ないやろ。頑張っても出来んのやから！！」

「頑張ってたら、こんな点数にならへんわ～！！！！」


そーゆー君の模試結果も、希望の大学Ｄ判定だけどね。
ってか、よくみたら、Ｅ判定だったけどね。


「君も頑張らなあかんのとちゃうんか。」と闘魂ちゃんへ。

「おかしい。絶対おかしい。
うちで一番成績のいい私が、国立大学しか受験したらいけないなんて。
なんで姉ちゃんには誰もそんなことゆえへんかったん？
私だけソンやんか。」


そうだねぇソンだねぇ。
でもさ、上と下でお金がかかるんだったら
真ん中の君で節約するしかないよね？

一番確立の高いモノに賭けるのは、当たり前じゃないかね？

それとも何かい？
君は姉ちゃんと交代したいというんかい。

スポーツもできず、勉強もできず
ドジでノロマで、性格も悪くて
彼氏もできなくて

お前、姉ちゃんが可哀相とはおもわんのか。


お母さんは不憫だ。
出来の悪い子ほど可愛いというが
あれは嘘だ。

出来の悪い子ほど、不憫だ。



まぁ河童がきいてたら、湯気がでるくらい怒るだろうが
これしか闘魂ちゃんをなだめる手はないね。


それにしても31点。

すげぇ。

蟹のおじちゃん

「別に～」で目下休業中の女優さんが結婚するという。
お相手が20歳年上ときいて、闘魂ちゃんがぶったまげた。

ここから本題。

子供の頃は好きだったが、主婦になったら嫌いになった食べ物がある。
蟹とスイカだ。

食卓について、ただ食べるだけのうちはいいが
サーブする側にまわったら、これ程やっかいな食物はない。

重い。冷蔵庫で大きな顔をする。
生ゴミが水分たっぷり。
おまけにくさい。

というワケで、私はこのふたつをもらっても
ちっとも嬉しくない。

福井に嫁いだ友だちが言っていた。
蟹とはナント陰気な食べ物だろう。
みんなで食べてても、誰ひとり喋らず
ただ黙々と蟹の身をほじくってやがる・・と。

私は蟹の甲羅の中身だけ食べて
いちいちアシは食べないが（めんどくさいので）
闘魂ちゃんは蟹爪が大好きだ。

このアシだけを大量に送ってくれる旦那の友だちがいる。

足長おじさんならぬ、蟹アシおじさんなんだが
彼が結婚したのは三年程前だろうか。
初婚だ。お相手は20歳年上。

「そ～いえばね・・蟹のおじちゃんとこも
年齢差20なんだよ。」と闘魂ちゃんに。

「え？マジ？」

「しかもね。奥さんが20歳年上。」

「へ？そんなに年が離れてて、どこで出会うの？」

「あ・・・出会ったのはおじちゃんが大学生の頃で
呑み屋さんかなんかのママでぇ・・・
当時は旦那さんも子供もいたとかでぇ・・」

「・・・・・・ということは不倫ですか。」

「不倫ですねぇ・・・」

ま、彼女にとって
蟹のおじちゃんは蟹さえ贈ってくれれば
問題はなく・・・


ま、私にとっては
ひとすじの希望ってことで
メリークリスマス

失敗した温さん

Ｍ１、みました。
Ｕ字工事さんを上沼さんが気に入ったのが
とてもイヤだった。
私だってタイプなんだってば、髪の短い方。

私の好きな人にそっくりなんだってば。

その人の家に週一で遊びに行っている我が最愛の宝物。
うらやましいぃ～
できたら、お母さんがかわりたい。

宝物は行く度に、ネタを仕入れてくる。
先日は彼女がいないことを、きいてきた。

「ボク（25）ぐらいになったらな、君ら中学生みたいに
彼女がおらんでも、楽しく生きていけるんや。」と言われたんだそうな。

でも、それっておかしくない？
あれだけのイケメンで
あんなにいい身体してて
女性がたくさんの職場で
なのに休みの日は、中学生とお茶してるって変じゃね？

もしかして、ゲイ？

ゲイならいいのよ、ゲイなら。
でもロリだったらどうしよう。
ゲイはいいけど、ロリは嫌だな。

ゲイは犯罪にならないけど
ロリは犯罪だからな。

そんな事を思いつつ、とにかく「ひとりでは遊びに行くなよ」
と宝物には忠告している。

やっと生まれた男子なので、この家を継いでくれなきゃ困る。

バカでもいい、子孫さえ残してくれたら・・

なんだから。


今日は学校が早く終わるので
昼ごはん持参でゆくのだそうな。

「ね、デジカメも持ってく？」ときく私。

「いらないんじゃね？何のタメに持ってく？」と宝物。

「だってご飯といえば、パーティーじゃん。
パーティーっていえば、写真じゃん。」

「いらねぇ。」と却下。


ちぇっ、失敗したぜ。
せっかく画像が手に入ると思ったのによ。


なんとかして画像手に入らんかな。。。
っうか、私が遊びに行けないかな。。。


妄想激しい昼下がり（笑）
策士、激活動中。