やっとソファーに座れたら、電話がなった。
固定電話ってもう迷惑な用件でしかかかってこないよね。
「はい‥」
「あ、ミナミ?まだこんの?」
間違い電話だよ。
こーゆー感じでいきなりなオバハンは、間違いだとしるとガチャンと不愉快に切るよね。
「ミナミ?まだこんの?」
「うん」
「母さんはおらんの?出かけたんか?」
「うん」
「どしたん、風邪ひいたん?」
「うん」
うん‥って答えるだけでも、孫のミナミになりすませるのね。
オレオレ詐欺がなくならない筈やな。
「明日は?明日は来れるん?」
しまった!
これにはうんが通用せんぞ‥どうしよ
黙っていると、気をきかす婆。
「わからんの?」
「うん」
「そうか‥ま、ばあちゃん明日も待ってるから。いつでもエエからきなよ。」
「うん」
なんだか気の毒な気もしたので、これぐらいで切ってあげた。
ミナミか‥小学生の孫に言ってる感じだったな。
朝倉南、49歳。
こんな間違い電話、ワクワクする!
電話番号は記録されているので、いよいよになったらやってみるか、アレ。
「ばあちゃん?ミナミ。お年玉全部、お母さんにとられた~。うちの口座に直接振り込んで!」
いやいや。
固定電話ってもう迷惑な用件でしかかかってこないよね。
「はい‥」
「あ、ミナミ?まだこんの?」
間違い電話だよ。
こーゆー感じでいきなりなオバハンは、間違いだとしるとガチャンと不愉快に切るよね。
「ミナミ?まだこんの?」
「うん」
「母さんはおらんの?出かけたんか?」
「うん」
「どしたん、風邪ひいたん?」
「うん」
うん‥って答えるだけでも、孫のミナミになりすませるのね。
オレオレ詐欺がなくならない筈やな。
「明日は?明日は来れるん?」
しまった!
これにはうんが通用せんぞ‥どうしよ
黙っていると、気をきかす婆。
「わからんの?」
「うん」
「そうか‥ま、ばあちゃん明日も待ってるから。いつでもエエからきなよ。」
「うん」
なんだか気の毒な気もしたので、これぐらいで切ってあげた。
ミナミか‥小学生の孫に言ってる感じだったな。
朝倉南、49歳。
こんな間違い電話、ワクワクする!
電話番号は記録されているので、いよいよになったらやってみるか、アレ。
「ばあちゃん?ミナミ。お年玉全部、お母さんにとられた~。うちの口座に直接振り込んで!」
いやいや。