量れるもの

八月に入り、闘魂ちゃんは帰省したワケだが、
それがあなた・・太っててびっくり。

「ふつう太るかぁ～？」と誰もが、つっこむ。


バスケをやめて運動量がへり、身体が楽な分
食欲がでたという事だろうか。

真夏の体育館は、そりゃあ過酷だったろうから。


宝物が断固拒否するので
家庭内家庭教師もできず、ただただ、海外ドラマをみて過ごしている。

この間はハーパーズ☆イランドをレンタルしてきた。


「で、あんたは誰が犯人だと思うの？」との問いかけに

「きっと、▽□▽◆じゃね？」との返事。

第一話の時点で、予測がつくなら
最終巻からかりてこい、その方が話がはやいじゃないかと思う温さん、47歳。
連日の猛暑で、寿命をちぢめるアラ50。
アタシぁ生きいそいでるんだよぉ。


で、調べてみたら、犯人はやっぱり▽□▽◆らしい。


しかしなんだ、太ったことといい、海外ドラマに目がないことといい
私に似てほしくない所ばかり、似てくる。


近々、家族旅行をしようと思ってるんだが
行きたい所を闘魂ちゃんにリストアップさせてみた。

きれいな文字でA4の用紙に、名称と電話番号、住所がかかれていた。

「住所を書いててもさ、こっからここまで、どのくらい離れてるかわからないじゃん」
というと、二枚目をめくった。

そこには北海道の略図。
行きたい箇所に矢印。


ぷ、プレゼン上手になってやがる（笑）


大阪にいって身についたのは、どうやら脂肪だけではなさそうだ。

出せるうちが華なのか・・

有馬温泉に行った時、旦那がマッサージ師さんをよんだ。

「力が強い人をお願いします」との注文に、やってきたのは60歳はとうに越えたご婦人。

手首にはシップ。
片脚を引きずっている。

うちの宝物が目に入ったらしく

「おにいちゃん、エエ身体してるなぁ・・。
なにかスポーツしてんの？」

「水泳をしてます。」

「そうか・・おにいちゃんは水泳だけど、お父さんもエエ身体してるな、柔道かな？」



・・・・・ぷぷぷ


アメリカンフットボールが、体重計の横で笑ってるぜ。


宝物は浴衣をきていた。
浴衣姿でも、筋肉がついているかどうかわかるものだろうか。


宝物は速さは今イチだが、その筋肉だけは人目をひく完成度だ。
（だから、背が伸びないんだけど）

本人もそれがわかっているので、最近、タンクトップをきたがる。
昨日なんか、コンビニで、まったく見ず知らずのおじさんに

「エエ身体、しとるなぁ～」と叫ばれていた。

ゲイに狙われそうで、きょわい（笑）


ところで、ヨーコさんに教えていただいたあの方、
今日もぶっちぎってましたね。

いや～露出狂って、こわいもんなしですね。

アディオス・マザー・フ○ッカー

というワケで、特攻野郎Ａチームをみてきた。

私ァいく気がなかったんだが、私をのぞくメンバー四人が
みたいといったので、わざわざ旦那のいけない土曜日をねらってみてきた。

チケットはすぐにｓｏｌｄｏｕｔになった。
というのも、上映回数が少なかったから。

「お母さん、これってお母さんが子供のころ、テレビドラマでやってたんやろ？」

「そうやけど、私はみた記憶がないわ。
お母さんより、もうちょっと年上の人がみてたと思うよ。」

「あ・・・じゃぁ・・年齢層、高め？かな」と闘魂ちゃんが言っていたとおり

入ってくる人、入ってくる人、枯れ葉っぽかった（笑）


お話は、『オレでもわかる展開』とは宝物の談だが
おもしろかった。

爆破につぐ爆破で、劇場を出たあともしばらく難聴。
時々、笑い声もあがったけど、やっぱ私とは笑う対象が違う。


女性の皆さん、よかったらフェイスの上半身を堪能して下さい。

さよなら、しんちゃん

ちなみにクレヨンしんちゃんはきらいね。
お尻をだせばうけると思ってるなんて、
レベルが低くて、やってらんないわ。

宝物は１歳１０ケ月から団体生活をしている。
その頃、しんちゃんという同級生がいた。

パパは元ホストのサーファーで、ママは化粧品の美容部員さん。
しんちゃんは幼児だというのに、整った顔をしていた。
血筋ですな。

ま、はっきりいって、うちの宝物の次にモテてたわ（笑）

ある時、宝物が脚にたくさんの歯形をつけて帰ってきた。
しんちゃんが噛んだんだという。

もちろんどなりこんださ。
でてきたばあさんに事情を説明すると

『そうなんやがな。この子、噛むんでぇ。どうしたらエエやろな』と
相談された。

宝物も私を噛む事があったが、私はすぐに噛み返していた。
噛まれると痛い事を、教えたかったからだ。
これが一番、効果があると思う。

育児書には書いてないと思うけど（笑）

その後しんちゃんは、予想通りの男前に成長した。
女にへらへらしない所が、またいい。

魔性の女Ｙちゃんも、宝物からしんちゃんに乗り換えた。

本人が希望するしないにかかわらず、モテモテで
楽しい人生を送るのだろうと、誰もが思っていた。

ところがあなた・・・

中学にはいり、不良のお姉さんと付き合うようになったしんちゃんは
みるみる不良化していった。

授業にはでない、廊下で暴れる、先生には反抗する。
やがては、家にも帰らなくなった。

そしてこの夏、しんちゃんは問題を起こした。

しばらくの間、彼には会えないだろう。


小学生の時には、うちにも遊びにきて
普通にゲーム少年だったしんちゃん。
可愛くって素直だったしんちゃん。


バイバイ、また今度ね。

有馬温泉に行ってきました

えぇえぇはじめてだったので、さすがにびっくりした、茶色の湯。

っうかさ、あんな細い道に、あんなにたくさんの宿があっていいの？
地盤とか大丈夫なんスか？

新神戸の駅でおりて、地下鉄にのって八分
やっと見えた景色は、徳島の山の中のようだった。

先のわからない乗換をすること、二回。
木立を分けるように、トンネルにつっこんでいった時
アタシゃ、千と千尋の世界につれていかれる事を覚悟したね。

で、なんで電車？ひとり旅？


私以外のメンバーは、旦那の愛車で。
私だけは新幹線。

何故、そんな事を？　ってか。

旦那に言わせれば、有馬温泉は高級なんだってさ。
舐められちゃいかんのだってさ。
だからご自慢の愛車で行くんだってさ。


見栄をはるのもいいけどさぁ～
後部座席に子供三人乗るのは、無理があるんじゃない？？
子供ったって、みんな大人料金だかんね。

というワケで、私だけ別行動した。


河童が『どんだけ、単独行動すんねん』と私を非難した。


そんなにいうなら、家族というくくりから
卒業させていただいても、よろしくってよ。

お～ほほほほ