めざめの春か

闘魂ちゃんの入試がおわり、すっかり燃え尽き症候群だった温だす。

いや～燃え尽きたよ。
燃え尽きたよ、あたい。
なんもする気がおきねぇ。

だって心配のしどうしだったんだもん。
あの子ってば、突発的に高熱が出るから
無事に試験を受けることができるかどうか不安だったし
勿論、学力に大きな問題があるし。

「国語？国語はその時の運だよねぇ～」とうそぶいてたら

ナント今年の国語は、超難問。
普段できる子でも、あまり点がとれなかったそうな。

そしててっきり同じ高校を受けると思っていた闘魂ちゃんの彼は
ここいらじゃ１番の進学校を受験していた。

縁起の悪い話だが、ふたりとも同時に落ちなければ
彼らの恋はおわりだ。
いや～絶対おわりだ。

学校が違っても続く愛があるなんて知ったら
うちの河童姫が怒り狂うね、きっと（笑）

河童姫は、最近、スーパーでレジのバイトをはじめた。

「お母さん、『レジの人にはファンがつきますから
ストーカーとか気をつけて下さいね』って言われたよ。」

とにやにやしていた。
誰かアホにつける薬をください。

念願のパソコンも手に入れたが
今のところ、インターネット以外には使っていないようだ。
っうか、今朝、真面目な顔して質問された。

「お母さん、私のパソコンで日本語入力はできんのですか？」

「は？　できるに決まってんじゃん。」

「そ、そうですか。。。。」

「ワードもエクセルもついてるよ。」

「そ、そうなんですか。。。」

ホントは「ワードとエクセルってなんですか？」
そう聞きたかったに違いない。

今日はお化粧品も一式買い揃えた。
美容部員さんにほどこしてもらった化粧顔は、大変にうつくしかった。
やはり立派に、20代なかばのお姉さんの貫禄だ。

はっきりいって、私は凹んだ。
それぐらいうつくしかった。

とうとう河童に負ける日がきたのだ。


そこの君もいっぺん負けてみたまえ。
結構こたえるぞ




フジジュンコは娘よりきれいなのになぁ。。。





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