【自民党総裁選・共同記者会見詳報(5)(完)】災害対策で石破茂・元幹事長「防災省は復興庁のリニューアルも」 安倍晋三首相「首相の権限でスピーディにやれる」
安倍政権では混乱続く地震対応。札幌市の建物被害が把握できていない。昨日も被害の甚大な厚真町は後回しに現地に入り、総裁選挙のアピールか清田区から視察した。
首相の判断が出来ていない中で、国民の生命、生活は守れない。
南海トラフ地震を前に近畿で直下型地震の可能性 大阪北部地震が誘発か 「対策急げ」と防災専門家
日本列島全体が地震、火山噴火の活動期に突入したことが鮮明となった。地震調査研究推進本部が長期評価で公表した地震はこれまで発生した地震が含まれていない。未知の断層なのかどうかも公表されていない。推進本部の主張が本当なら、切迫する隣接の活断層、海溝型地震が起こることは自然だ。
関東では房総半島、東京、神奈川、埼玉直下の地震に要警戒、東海地方は伊豆地方の地震や富士山噴火、名古屋直下地震などに続き、西日本、九州全域も含む南海トラフ巨大地震(東海地震、東南海地震、南海地震)に厳重警戒だ。
今回の国の官邸主導の災害対策は自民党政権初の単独指揮で、既に失敗の状況となっており、電気等のインフラ、亡くなられた方の把握等に混乱が生じている。石破氏が構想する防災省は絶対必要であり、今回の安倍首相の指揮力は東日本大震災時の旧政権よりかなり劣る状況だ。