NSIP疾患で身体を動かすことが少なくなると、ソファでのTV鑑賞?が多くなる。民放ではCMが間断なく挿入される。年寄りには(とっしょり と言いますな)色とりどりで目まぐるしく忙しすぎる。ま、忙しがらせるのが手なのだろうが。ありふれた好印象が恥ずかしいが、昭和の開高健・山口瞳さんらのウィスキーCMは、もぉ望むべくもないのだろうな。せめてもの大分麦焼酎・N階堂 と。
膨大な数値、逆に極微小値で感心させようとするのも好かん。その食品や飲料にビフィズス菌が何億個いようが、俺の身体の細胞数には勝てんだろうと思う。いっそ、アボガドロ数(A×10の23乗)と勝負しなさい と。ウィルスもシャットするそんな細かいフィルター、よくも目詰まりせずに機能するものだと疑う。理系崩れの私は望む。貴社の都合よいCG(グラフィック)で都合よい綺麗な図を見せてくれるよりも、例えば高分解な電子顕微鏡写真で使用前/使用後のフィルターの隙間を見せてくれ と。
他にもある。厚かましさが腹立たしい。和服・貴金属・自動車はては自宅!まで買取りCMが流される。どこよりも高価・親切・即決そして丁寧に買い取りますというが、自社のことをそのように言えば言うほどに胡散臭さが立ち昇る。親切&丁寧なセリフを吐く朴訥そうな社員役を使ったピアノ買取S社のCMよりも、古いけれど未だ流しているT社の財津一郎さんTV-CM『ピアノ売ってちょう―だい』は、なぜか和む。5名ほどのダンサーさんが胸(乳?)を震わせるのも宜しい・・・調べると1997開始らしい長寿なCM。氏とTピアノ社とには深い信頼関係がありそうなことが記されていたが、ま、それはいいか。戻って、S社が言う(他業種&他社も使う)『〇〇費用は一切いりません』、その分を込みでの買取費用だろうと脊髄反射してしまう。