N自動車、K製鋼からたてつづけに不正のニュース。N社では未資格者による完成車の検査が行われていた、K社製造の鋼線素材のデータ(機械的性質、科学的成分などの何が該当したのかは?)がねつ造されていた と。やれ、安全に直結する操舵や制動装置のチェックに決められた検査員を配置しなかったとは何事ぞ とか、輸送機はもとより航空宇宙の飛行体にまで使用される素材が決められた品質を満たしていないのは何事ぞ と。
お叱りをうけそうだが、あぁ~やっちゃんたんだなぁ と言うしかない。どれほどの人々が製品の安全完成度を決められた検査工程を満足させたことにもとめているか?K社のが素材という中間品であったとして、それを利用する自動車メーカーが”この弁棒スプリングはよく壊れるなぁ”とクレームつけられて、その素材は日々改善されておることだろう。車なら新車から日々長時間検査するのは購入運転者。叱られそうだが、大したことに思えない。それよりも、福島は収束したのか と脱線したがる。
そ、ちゃんと最終検査を経ましてお届けします という形式的”お墨付き発言”が大事なのだな。これを疎かにした・しかも何十年も放置したことが誰かの逆鱗に触れてしまった。もっとも、最初の告発者はN社・K社それぞれで冷遇されていたのかな とか、愉快犯的暴露かな とあれこれとつまらぬことは一所懸命考える。が、それは私のように程度の低い人物の考えること。今日もWEB記事を見ておるとK社は製鉄大手のS社とかJ社に呑まれこむのでは とある。両社とも他社の奇禍をチャンスとして呑みたがっておるとか。怖いな、ほんとに百鬼夜行の世なのだ。それにひきかえ、選挙に大勝したアベ君は奥さんともども燦々と陽のあたる場所に居座る。
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