何年か前に田舎安普請の我が家をリフォームした。退職後に思わぬ市の役職に就いた妻の希望によるもので、周りの職員間で耐震診断の受診がないのが我が家だけでチョイとやり難い との理由によるもの。診断だけの予定がリフォームに進んでしまったのは、診断した女性設計士にお仕事を との女性地位向上を望む妻の功績?だな。リンクした2017年夏から師走下旬までまでアパート暮らしだったのだ。もぉすっかり慣れてしまった『半新居』。ただ、細かいところが気になる。書き出すと切りがなさそうだから、大手メーカーへの注文だけにしておく。ナショナルあらためパナソニックさんの住宅部門が造るキッチンとバスルームを据えたのだが、数件の残念な個所を挙げておく。品保に伝えるべき とも思うが、ま、いいか。
ひところナショナル社は名の通った電器メーカーで、社主の松下幸之助さんなぞはお顔・お言葉をよく見かけたものだ。
もう少し昔、中学生になるやならずやの頃、TVがないので裏の隠居(父の弟の家)で30分だけの劇番組を見せてもらっていた(母は好い顔をしなかったなぁ)。七色仮面、少年ジェットそして松下電器;ナショナルキッド、よく見せてもらったなぁ。有名な月光仮面はそれ以前の劇映画であったので、1km以上も離れた隣町のお家まで何人かの友達と見せてもらいに行ったのだ!『おばさんっ、見せて!』と上がりこませていただいた。なんと厚かましいこと、なんと電化の遅れていた我が集落(特に、我が家)。
いかん閑話休題。
で、ナショナルもといパナ製品のキッチンのこと。高硬度樹脂でできていそうな白い清潔なのは好い。が、最近になってシンク縁周りにクラックを発見してしまった。成形時に何かが足らなかったか、余分であったのだろうなぁ~残念。最初希望したのはタカラ社だったのに、P社のショールームの充実加減に負けたのだな。
次も同社リフォーム用のユニットバスのこと。暖かいのは当たり前として、以前も書いた記憶の壁模様がよくのんびりできる。が、掃除がうまくできない。保温用発泡材で覆われ、汚れてしまう浴槽周囲をクリーニングしようとエプロンを外す。しかし、カウンター横の”小エプロン”がどう工夫しても納まらない。業を沸かし、施工大工にみてもらったが巧くない。二人で説明書きのとおりエプロンを斜めにスライドしても納まらない。スライド量が適切でないように思う。格闘の挙句、「〇さん、こんなとこ開けて掃除するもんじゃありませんぜ」。面倒くさくなり諦めた。P社に文句言おうとしたが、何年間もほおりっぱなしだな。
ナショナルキッド君のように解決してくれたらいいのに・・・