ストライエーション模様
が仕事で利用している走査電子顕微鏡で観察されることがあります.
繰り返し力により,いわゆる”疲労”破壊したことによって
金属表面に刻印された縞模様です.一つの縞が一回の力の繰り返しをあらわします.
破壊の進展は縞に直交する方向におこっています.
(かなり離れて観察しますと,疲労の進展に伴い縞ピッチ間が広がります)
(破壊が進んでくると同じ力を受けても、一度に壊れる量が増す・・・嗚呼)
以前は,=20年以上も前は 職場でもEPMA;X線マイクロアナライザー なる観察装置で
このような模様を観ようとしておりました.しかし,分解能が劣るのかこの写真のようににきれいな模様は不可視でした.
今の走査電子顕微鏡,しかもFE;フィールドエミッション 電子銃のものですから,数十万倍まで楽に観察できるのできれいな写真が簡単に撮れます.
ところで,
私たちの体にもこのような縞模様が刷り込まれているのかなぁ・・・・
この3本は課長に納期をせっつかれた時とか、女房に小言を言われた時とか、子どもが言うことを聞かない時とか・・・・胃潰瘍になって終わりかしら??![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
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