一昨日は久しぶりに遠出した。毎日のように通勤したZ市(津市)南部の旧職場より、ちょいと距離がある白山町のうぐいす図書館へ軽トラを駆った。もぉこれくらいで遠出になるのかしら・・・しょうみ遠方へ出向こうとすると、ボンベの酸素残量が心配である。リュックに背負う300L瓶では、運転中の流量を安静時モードにして一日持たせることができるかな。備えのボンベを助手席に置き、午後出かけた。
狙いは『写真家 井上清龍の時代』を手にしてみたかったのと、近くの白山ヒメ神社を尋ねたかったことである。或る日のTVで、アレ・ブレ・ボケで有名な写真家 森山大道を知り、そして井上さんを知った。彼を有名にした釜ヶ崎シリーズの一枚が気になって仕方なかったのである。もちろん、森山さんの方が、どうも、もっと有名らしいが、私には井上さんによる、手配師?に向かって延べられる労働者の手・手・手・・・の写真が観たくて仕方がなかったのである。残念ながら、その写真集は大阪あたりの図書館にしかなさそうである。仕方なく、上記の図書で手を打って井上さんのことを少しでも知ろうとした次第。
肝心の写真は2枚ほどが小さく掲載されてあるだけの、師匠とされる岩宮さんらとの交流が密に書かれた本であり、午後のほとんどを静かな図書館で過ごした。雑感;洋の東西・世紀を問わず、佳い写真作品は白黒に限られるのであろうか。ざっといえば、カラーで白黒を越えるインパクトを与えることができるのだろうか・・・こんな独りよがりの仕切りは措いておこう。
最後に、この図書館は良かったです。我らの新設市立図書館よりも落ち着けました。平屋が好いのですかねぇ~緑に囲まれた環境ですかねぇ~帰路、ちょいとだけ回り道して白山町の白山ヒメ神社を観ました。檜皮葺き(ひわだぶき) 屋根の3連並びの大変立派なお宮でした。我が須佐之男サンを寂しく思いました。余談、近くの耕起されただけの田面の色が茶色っぽいのが目に留まり、思わずパチリしました。肥えている土地なのかしら・・・
今日の夕刻の燕君で締めておこう。おそらく今年最後となるであろうNo.6では4羽が元気です。無事に飛んで行けよ