朝刊を見て呆れた。スキーヤーとして、のちは登山家?で有名な三浦雄一郎さんが90歳のご年齢にもかかわらず富士登山の路にあるという。歩行が難儀な個所では特注と思われる登山用の車椅子をアシスタントが補助している様子が写真に示されていた。29日に5合目を出発して7合目に至ったとか。天候が好ければ31日には頂上を目指されるようだ。
無謀で混雑する富士登山が採り上げられる今、氏の登山スタイルはいかがなものか。山頂近くになれば、険しさが増し混雑も多くなる道を車椅子で進むのは止められるべきと思う。ドルフィンスクールでスキーを極めたスキーで、最高峰のエベレスト;チョモランマ を極められた氏なら余裕をもって過ごしていただきたい。百歩譲るとして、超強力ボッカを雇われて背負子にくくりつけてもらって頂上に立ってください。
富士山の1/100はおろか1/1000の高さも登れない酸素過給者の私、その僻みが新聞記事を余計にゆがめることがあります。ただ、最近も再放送を観たカカポラジ登山への挑戦。中島さんらは撤退を余儀なくされましたが、この山にただ一人立たれたのが我が亀山市が誇るクライマーの尾崎隆さんです。残念ながら2011にエベレストで亡くなられました。余談です。旧職場での山男さんのお話によれば、近場の御在所の山道をランニングスピードで上下されておるのを目撃したとのことです。
佳い妻であった(今でも)フジサン、高いところから笑ってくだされ。今日もしょもないことに勘をたてておりまぞ。