欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『あっ!! 大工の馬鹿が、大切な柱を切っちまった!!』

2014年07月20日 09時24分04秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『不動産のプロが、悪質リフォーム職人の被害に遇う事もある!』



ある、京都でも老舗の『不動産屋の社長』が居りました。

その社長の家には、来客が多く、いつも、居間が手狭でした。



そこで、この社長さんは、ご自分の家を『リフォーム』する事に決めました。

そして、近所の『大工』(零細な大工)に工事を依頼したのです。



…この社長さんは、どんな『リフォーム』がされるのだろうと、楽しみにして

居られましたが、ある日の夜、仕事が終わって自宅に入って驚きました!



『なんと、二階の重量を支える、重要な柱を、大工がとってしまったのです!』



…その後、『阪神大震災』の揺れで、この家は、崩れはしませんでしたが、

二階の重みを十分に支えられない構造であった為、あちこちに狂いが出てしまい

結局は、『解体』するハメになってしまいました!




『職人のリフォームは、この程度の、お粗末なものがほとんどなのです!』

『必ず、リフォーム計画は、建築士に任せてください。』



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