『美しいモノには、余計なモノが無いから、美しいと感じる!』
私の、亡くなった母は、画家でした。
いつも、私が、学校から帰宅すると、母のアトリエには、裸のモデルがポーズを
とっていて、鉛筆や木炭で、カサカサと音をたてながら、母が絵を描いていました。
私は、いつも、『ヌードモデル』を前に絵を描く母に、『何故、ヌードなのか?』
を聞く機会がありました。
…母は、それに対し、『人間の裸は、神様が造ったモノだから、余計なモノが無い!』
つまり、『余計なモノが無いから、美しいのだ!』と、言いました。
今でも、美術大学では、必ず、『ヌードデッサン』『ヌードクロッキー』を行ないま
す。
また、古今東西の、画家も彫刻家も、必ずと言って良い程に、『ヌード』の作品を
残しています。
…『家』も、余計なモノを取ってしまった方が、美しいと考えた『建築家』が沢山
居て、『近代建築』の時代を迎え、今に至るのです。
最近では、部屋と部屋を仕切る『壁』さえも、取り去ってしまう家が多いですし、
カーテンや網戸が無い家だって、珍しくはありません。
まさに、『ヌードの家』が多いのです!
人類は、建築材料として、鉄筋コンクリートや、鉄骨、ガラス、セラミック、プラス
チック等を、手に入れて来ました。
これらの、素材を使う事で、『洗練されたお洒落な』外観を演出する事が出来る様に
なりました。
…しかし、『お洒落だから、住み易いかというと、そうでもない様です!』
『ヌードでは、具合が悪い事もあるのです!』
『建築家というのは、人のお金で、自分のアイデアを形にする人の事です!』
『決して、住み易い家をつくる人ではありません!』
『ヌードの家ほど、住みにくい家はありません。』
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