『欠陥建築裁判は、今に始まった事ではない。江戸時代にもあった!』
江戸時代の文献を読んでみますと、『新しい蔵が、一月で倒壊した!』とか、『新しい
橋』が、祭りの神輿が通ったら、神輿の担ぎ手もろとも、川に落下した。
…様な、現代でも、中国あたりで、今も起こっている様な事件が、登場致します。
そして、実際に、『奉行所で、裁判』が行なわれた記録もあるのです!
先ほどの、『橋が落ちた』事件では、橋を造った大工達は、『これは予想外の事』で
橋の欠陥ではないと主張し、又、被害にあった祭りの参加者達は、『神輿が通る事も
想定出来た事』と、主張しました。
結局、奉行(裁判官)は、『神輿が上下左右に揺さぶられて、通常では生じない加重
が橋に作用した!』と、結論付け、『これは、予想外の事!』と主張した、大工達の
言い分を認めました。
この様な判決は、現代でも、頻繁に見受けられる事です!
…ただ、江戸時代には、現代の様に、『証拠を捏造したり』『ブログで企業攻撃』を
する『大馬鹿者のクレイマー』は居なかったので、現代よりマシです!