2024年9月、自民党が総裁選をするにあたり、候補者がズラリと、多人数並びました。
7月に都知事選がありましたが、候補者の多さに、茶番さを感じてしまいました。
日本の政治も堕ちたなぁ~
過去にも、自民党は、汚職問題が発覚し、国民から信頼をなくした時が何回もありました。
そんな時、自民党が取る手法として、“総裁選で候補者を多人数用意してくる”のが、お決まりの常套手段です。
たくさん候補者がいると、自民党が、
『改革される』
『刷新される』
と、国民が思ってくれるだろうと、自民党の幹部たちは考えているのです。
この総裁選は、『ショータイム』である。
『自民党劇場』である。
演出家(自民党幹部)が企て、俳優たち(自民党議員たち)が演じます。
やる気のあるふりを国民に見せつけて、今回の汚職(裏金問題・旧統一教会問題など)を、煙に巻いて、忘れさせてやろうという魂胆です。
裏金に旧統一教会、誰が忘れるものですか!
実は、昔の汚職事件の時の総裁選は、自民党の思い通り、国民をうまく騙せました。
当時の国民は、派手な総裁選にはぐらかされて汚職事件のことを忘れたのです。
では今回は、どうでしょう?
昔の汚職事件の時の総裁選をよく知っている、古い古い自民党幹部が仕切って、今回の総裁選の自民党劇場を演出しています。
昔の汚職事件の時のように、国民をうまく騙せると思っているのです。
茶番の自民党劇場を、自民党応援団のテレビやマスコミが、一生懸命盛り立てています。
さらに最近は、米不足です。
政府と、農産物の仲介の会社が、お米の値段を釣り上げるための工作です。
おそらく、新米が出てきて、お米が多く流通するようになっても、お米の値段は、元の値段に戻らず、高いままとなるでしょう。
意図的に釣り上げられた高い価格のお米を買うのは損です。
だから、『適正価格』になるまでは、お米を買わないという人、多いです。
ちょうど炭水化物ダイエットになっていうわ、という人が、私の周りに多いですね。
さてさて、日本の住宅によく見られる床の間の起源をご存知でしょうか。
ここからは、日本の住まいの演出文化のお話です。
日本ではお茶の文化から今のような床の間が生まれました。
外国人はこの奇妙な空間は何かと質問してきます。
私はいつも「ギャラリースペースである」と説明する事にしています。
特に茶の湯の文化によって、床の間の床に草花を生ける事によって、外と家の中の中間のファジーな空間を演出し、お客様をもてなす行為は、日本人らしい繊細な感覚ではないでしょうか。
床の間の床は、神聖な空間でもあります。
それは何故か…
実は、床の間の原型は、縄文時代に有りました。
縄文時代の縦穴住居では、住居の入り口を東側又は南側に設け、入り口の反対側を神聖な場所としていたんです。
現代の床の間の床も、東側又は南側に向けて作られて居ますから、縄文時代と同じスタイルです。
…さて、縄文時代の床の間の原型になったスペースには、意外な物体が置かれて居たのをご存知でしょうか。
何と、石で作られた男性器のモニュメントが置かれて居ました。
これは、考古学の世界では、石棒(せきぼう)と呼ばれ、高さは30センチから50センチ程のモニュメントです。
恐らく、子孫繁栄の願いが込められて居たものと考えられます。
現代の床の間の床の位置は上座です。しかも、神聖な位置とされて居ます。
この流れの原型が、縄文時代の縦穴住居にあった事を、ほとんどの日本人は知らずに暮らして居ます。
数千年前から今日まで、人間の暮らし方は大きく変化しましたが、その生活の元になる住宅に関する考え方や思いは、さほど変化していないのではないでしょうか。