欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『住宅の設計図は誰のモノ?? 設計者? 施工業者? 施主?』

2015年11月09日 09時24分15秒 | 建築のうんちく




『設計図は、施主のものです!! 必ず受け取ってください!』



最近は、施工業者が、施主に『設計図面』を出さなくなりました!

『本来は、設計図面は施主のモノです!』



先日、ある方から『欠陥建築バスターズ』まで相談がありました…

『住宅の設計をある会社に依頼したが、設計図面を出してくれません。どうしたら、よいのでしょうか?』



そこで、欠陥建築バスターズが、施工業者に直接電話してみると…

『施主さんに、ちゃんと、設計図面を出してあげてください。』



…すると、業者は、

『怖くて、設計図なんて出せませんよ。何とか言うおかしなインスペクターが裁判して来るでしょ!』



…そこで、バスターズは、

『ああ、知ってますよ。欠陥を捏造する、有名なあの人ですよね!』

『我々は、インスペクターを名乗りませんし、あんな、おかしな人とは関係無いです。』

『設計図面は、本来、家の設計を依頼した施主さんのものですから、ちゃんと、設計図面を渡してあげてください。』



…それでも、業者は、

『でもね、あんなおかしなインスペクターの手に、設計図が渡ったら、イチャモンつけられますし…』



…仕方ないので、バスターズは、

『我々の考え方が、良く分かると思いますので、バスターズのブログを読んでから、また、御返事ください。』



…すると、業者からバスターズまで電話があって、

『先日は、ちょっと、誤解してました。バスターズさんも、あの何とか言うおかしなインスペクターと、同じ様な団体だと勘違いしてました。』

『今後も、色々、相談にのってください。』

『設計図は、施主さんに、早速、お渡しします!』



我々は、業者さんと話す時は、ある剣術の極意を使います!

『刀の鞘の中で勝つ!』



つまり、何処かのインスペクターみたいに、すぐに、『欠陥! 欠陥! 裁判! 裁判!』

とやったら、相手だって、裁判で戦おうとします。



『刀を一度抜いたら、どちらかが倒される迄、戦いは終らないのです!』

…だから、私達は、あえて刀を抜かず、相手を味方につける事を考えるのです!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする