『世の中には、古民家が良いと言う変わり者も居るが…』
私の友人の建築士が、古民家の材木『古材』を再利用して、古民家風の
『現代木造住宅』をつくりました。
確かに、内部に入ると、梁がむき出しになっていて、『曲がった梁』が風情を感じます。
でも…
こんな家は、冬寒いのです!
天井が無く、吹き抜け構造は、
『日本の風土には適しません!』
冬は凍えるほど寒く、
ストーブをガンガン燃やす必要があります!
『結局は、不経済きわまりないです!』
古民家は危険だから壊すのが正しい選択です!
解体した『古材』は、業者が高く買ってくれます。
『日本から危険な古民家を無くしましょう!』
『大地震で倒壊するからです!』
『馬鹿でも、チョンでも出来るのが、店舗リフォームの仕事だが…』
先日、ある店舗のオーナーさんから、『めちゃくちゃなリフォーム』をされたとの、
苦情があり、調査して参りました。
行ってみて、びっくりです!
『店舗なのに、動線がめちゃくちゃ!』
『デザインの統一性なし!』
『雑な仕事なのに高額な請求!』
実際に、こう言う、『店舗リフォーム』は多いんです!
その原因は…
『知識不足なのです!』
『店舗リフォーム』は、誰でも資格無しで始められます。
今回の、主婦が、社長になって経営する会社の場合も、『何も資格を持ってなかった』
のです。
『恐らく本人は、何が悪いのかも、理解出来ないでしょう!』
更に、500万円以上の工事をする場合、『建設業許可』が居るのですが、この会社
は、それさえ持って居ませんでした!
『女性が社会進出するのは素晴らしいです!』
『しかし、それなりの修行は必要です』
『中古住宅にご用心あれ!!』
『リフォームした中古住宅が危ないのです!』
リフォームして、シャワートイレやシステムキッチンを装備した中古住宅には、
十分に注意してください。
この様な、『リフォーム済の中古住宅』は、『欠陥隠し』が多いのです。
雨しみで、汚い天井は、その上から、綺麗なクロスをかけてしまえば、雨漏りの跡はわからなくなります。
外壁のヒビも、モルタルと塗装で隠してしまえば、何も分からなくなるのです!
『丁度、足腰が弱ったマダムが、ゴージャスはドレスを来て、顔の亀裂(シワ)にはたっぷりファンデーションをつめるみたいです。』
怖いから、絶対に関わってはいけません!
『安藤忠雄さんの出世作は、部屋から部屋に移動するのに、雨の日は傘をさす!』
昔から、偉大な天才は、『何か二つのモノをミックス』するのが上手です!
こんな事を言ったら、失礼かもしれませんが…
『建築にお笑いの要素をミックス』
した作品も、結構ありますね^^
その一つが、あの世界的に有名な、安藤忠雄さんが、大阪に建築した、
『鉄筋コンクリートの町家』です。
この建物は、狭い敷地に設計した為に、十分な廊下が確保出来ないデメリットが
ありました。
それで、結局、寝室からトイレに行く時、屋根の無い場所を歩いて行く必要が
あります。
もし夜中にトイレに行きたくなったら窓から外に出て
靴を履いて、コンクリートの土間を歩いて
トイレに行く必要があります!
設計者の安藤さん曰く…
『僕の家は、勇気と覚悟が無いと住めない!』
『夜、トイレに行くときは、晴れていれば、星空を眺めながら、また、雨ならば、傘をさして行く。』
『自然を感じながら、生活できるんです。』
『でも、僕は、こんな家に住みたくないですね^^』
…さすが、安藤さんは、大阪出身だけあります!
『建築にお笑いの要素をコラボしたんですね!』