シエナ・ウインド・オーケストラ
5月28日 昨年に引き続き2度目の札幌公演です。
昨年は初めてということで満席でしたが、今回は空席も目立ちました。
指揮者の金聖響さんも、連日の公演でお疲れではなかったのかしら~
第一部
デヴィット・ホルジンガー:
スクーティン・オン・ハードロック~3つの即興的ジャズ風舞曲
ジョセフ・オリバードティ:バラの謝肉祭
ジム・アンディ・コーディル:バンドのための民話
ボブ・マーゴリス(プレトリウス原曲):テルプシコーレ
第二部
ルロイ・アンダーソン:タイプライター
童謡 はとぽっぽ
オットリーノ・レスピーギ:ローマの松
第二部の始めは音楽のおもちゃ箱と題して、パンフレットに曲名は載っていませんでした。
で二部の始めに遠軽町出身のクラリネット奏者が、タイプライターを紹介してくれました。
ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」はオーケストラで聞いた事はありましたが、ブラスで聞くのは初めてです。
実際にタイプライターが置かれ、団員が音に合わせて一生懸命打っていました。
もう一人が出てきて、俺にも打たせろということで、奪い合いをしたりとコミカルで楽しい演奏でした。
演奏終了後打った紙を読み上げるのですが、
わざと間違えて打っているように読み上げ、ここでも笑いを誘います。
もう一曲は「はとぽっぽ」です。
あんなに長い「はとぽっぽ」を聞いたのは初めて(^^)
あっという間に終わる童謡をあのように壮大に、かつ楽しく編曲したのを聞いた事がありません。
ジャズ風歌謡曲風、オーケストラ風サンバ風に笛が鳴ったり、ファンファーレが響いたりと、
すごい「はとぽっぽ」だった(^o^)丿
ローマの松は交響詩といわれるだけあって、ドラマティックな感じでした。
クライマックスの最終楽章ではトランペットが客席からも聞こえてきました。
アンコールの後は、恒例の「星条旗よ永遠なれ」です。
楽器を持ってきた人たちがいっせいに舞台に向かいます。
昨年は指揮者は一人でしたが、今年は4名います。
一人は、小学校1年生くらいの男の子です。
練習、ちゃんとしてきたんですね♪ 上手だったよ~★
おもちゃのタンバリンを持っていた人もいたなぁ~
前回、絶対何か持ってきて舞台に上がろうと思っていたのに、
月日は、その感動を忘れさせるのですね(笑)
次回こそ、何か持っていこう! カスタネットしかできないなぁ~^^;
楽しい演奏会でした。
今度は佐渡裕さんが来てくれないかなぁ~
昨年のシエナ→'07.5.22ブログ