ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼五十一番石出寺

2016年12月25日 21時41分29秒 | ウォーキング

温泉を見学した後は、



商店街をぶらぶら歩きながら、



からくり時計を見に行きました。



浴衣に丹前でちょうどいいくらいです。

食事の時のお酒も回っていますしね、
体はぽかぽかです。
商店街をちょうど抜けたあたりに
道後温泉駅があり、そのすぐそばに、



からくり時計がありました。

時刻は8時1分前。



おお~からくりを見るのに
ベストタイミングです。

キンコン~時報とともに
仕掛けの動く時計。
時計全体が持ち上がり、
時計版が裏返って中から人形が出てきます。



この時計の名前は
「坊ちゃんからくり時計」といい、
時計の中に現れるシーンは、
夏目漱石の「坊ちゃん」のシーンを
表しているそうです。

坊ちゃんは読んだけど、
なかなかシーンとつながりませんなあ。

一通りからくりを見たら、
ぼちぼち宿に戻りましょう。

途中のコンビニでチューハイ買って帰ります。

これはもう決まった動きです。
「オッサンからくり」といいます。
へへ。

宿に帰ってから首Dさんと
もう一度風呂に行き、
チューハイを飲みつつお休みいたしました。

で、翌朝。

朝は早い時間に出発ですから、
バイキングの朝食をパクパクいただき、



早々とバスに乗り込みです。

本日最初に向かうのが

51番「石出寺」です。

これまで何度か登場してきた
元祖お遍路「衛門三郎」が
また登場してきます。



托鉢に来た空海に何度も
いやな目に合わせ最後には
托鉢の椀をけりつぶす
ということもしたそうです。

そしたら、彼にいた8人の息子が
次々と亡くなっていき、
そのことで空海に冷たくしたことが
原因だと思い、遍路を始めるのです。

ところが何度歩いても空海には会えません。

で、結局逆回りしてみようと回った所、
自分の命が亡くなる寸前に空海に会い、
彼の気持ちが安らぐのです。

これが逆回りの功徳の大きさを
表しているそうです。

空海にあってその時にいいことをしたいと
衛門三郎がいったところ、
この石を持ちなさい
といって持たせるのですが、
衛門三郎はなくなるのです。

しかし、その後に伊予の国の
領主に長男が生まれたときに
手が開かないので僧が祈願したところ
その手が開き、

「衛門三郎再来」

と書かれた石を持っていた
という話があるそうです。

で、その石が空海の偉大さのひとつとして
寺宝となって残っているのが、
この「石出寺」だそうです。
その名前通りですね。

宝物殿にはこの石も祀ってありました。



この物語は、四国遍路の中に
何度も何度も出てきて、
空海さんの偉大さを伝えているのですが、
でもねえ

「ちょっと待って頂戴、般若はらみた」

ですよねえ。
托鉢の空海に悪さをしただけで、
子供たちが死ぬんですか?

いやあ、それはあまりに慈悲のない
話じゃないですか。

衛門三郎という人がいて、
なにか遍路にまつわるできごとにあった
というのなら、もうちょっと
味のある話だったらなあ、
と思ったりするのですがねえ。

どうなんでしょうか。

まあ、元祖は元祖として
いろんな伝説を残しています。

doironもしっかりお参りしていきましょう。

この寺の入口には「衛門三郎」と
書かれた石の巨大レプリカと
衛門三郎が刻まれてありましたので、
ここではそれを絵にしてみました。



石を描くのも難しいですね。
固いものだけど、
あまり固く描きすぎても
変な絵になってしまいます。

ようやくちょっと柔らくなったところで、
ここまでにしておきましょう。



また、石を描くのももう少し
勉強しないといけませんね。

寺に入っていくと、
まず記念撮影がありました。



三重塔をバックに、乗客全員が並びます。

首Dさんがこの写真を買われたので、
見せてもらいました。



男性がいかに少ないかよくわかるでしょ。

続く


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