薄々感づいていた人も
あったでしょうが、
三月に入って
一度ブログを毎日更新してみようと
挑戦していた。
帰りが遅くなるときは
前日に2話作成し、1話を保存。
こうして本日やっと
月末を迎え、
何とか今月、毎日更新を
果たせることができました。
前月から入れると
41日間連続更新となりました。
でもやはり無理がありますねえ。
義務的にやってると
雑になってしまいがちです。
さぞかし読みづらい日も
あったと思いますが
そういうことなので
お許しを!
そんな挑戦のために
ブログネタになりそうなことは
気づいたときに積極的に
メモすることにしました。
そして気になったことはすぐに
写真撮影。
そうしてると
平凡な日々でも
今まで見過ごしてたことも色々あって、
なんでもないことの中にも
結構面白い面が潜んでいることに
気づかせてくれます。
いい勉強になりました。
仕事柄、そういう目は
養っておきたいところでもあるんでね。
そんな挑戦のさなか、
飛び込んできたニュースがあります。
あの、ブログで有名な
しょこたんが
自分のブログを一日100回更新した
というもの。
ですな。
一日一回でものつこつしてるのに、
さすがにそれは無理・・・
と思いながらも
いつかは、
一日に何回更新できるのかも
挑戦してみましょうかね。
さて、明日から4月。
新年度が始まります。
新しい仕事の体制、
皆生に向けたトレーニングのため
今月ほど頻繁に更新は出来ないかもしれませんが、
毎日にはもうこだわらず
今後も
つれづれに綴っていこうと
思っているdoironです。
年度末の色々な手続きが
溜まっていたので、
今日は今年度最後の
年休を取り
官公庁などを巡った。
まずは、法務局。
設定していた抵当権を
抹消する手続きに行った。
詳しい人に聞けば
「簡単にできるよ」
とのことなので、
自分ですることにした。
司法書士とかに委任すれば
いくらか経費もかかるだろう。
その分浮かせて
うまいものでも食いに行けるやないか
てことで挑戦の価値ありと見たわけだ。
法務局に行き
この手続きの窓口である
登記相談のコーナーへ。
窓口には、ベテランらしき
年配の職員が座っていた。
再雇用とかそんなんかな。
牛乳瓶の底のようなメガネをかけた
腕抜きがとても似合いそうな人でした。
この人の応対が
実にてきぱきしていた。
時間をいっときも無駄にしない
完璧なさばき方でした。
「まず印鑑をここに置いて」
何箇所か押印して
印鑑をケースに戻そうとしたら
「まだ、ここに置いとく!」
と一喝されました。
「この欄には○○と記載して」
え~と、<木造瓦葺2階建て>やな
木造瓦、ん~と<葺>という字が
小さくて滲んでて、漢字が書けないぞと
思っていると、最初に渡した
書類を確認しながら
顔も上げずに
「草かんむりに口を書いて耳」
とつぶやいている。
へへ~、恐れ入りました。
後、名前とか書き終えてペンを置いたら
「私がこれをしている間に2000円の証紙を買ってきて」
と指示が飛んでくる。
どこで買うのかなと一瞬考えたら、
「右後ろの通路の向こう」
ときたもんだ。
あんたは心が読めるエスパーか。
帰ってきて、椅子に座り
ナメナメして貼ろうと思っていたら
「証紙を貼るときの水はこれね」
と水の入った容器をパカッ
そして貼り終えるか否や、
間髪をいれず
「ここに押印」とすかさず
書類の印の欄を指差してくる。
まるでこちらに
考える隙を与えない。
余計なことは考えなくてよろしいと
言われているような・・・
「ここは連絡先の電話番号を書いて。
不備があったら連絡するから」
家の電話番号を書いてっと。
ん~、連絡受けるのなら
携帯の方がいいかもと思っていると
またしても心を見透かしたように
こちらを見もしないで
「携帯の方が連絡つきますな」だと。
はは~
おそれいりました。
もうここまで来たら宇宙人だ。
「全くこの星の住人は世話がやける」
なんて思っているんやないやろな。
「はい、これで完了です。
ん?ここは?」と
呟きながら、悔しそうに
ボールペンを渡してきた。
「<瓦葺>のあとに<二階建て>と記入してください」
と言いながら、ため息をついた。
そうか、さっき<葺>の字を
こちらを見ずに教えてくれたことに
感動して、その後を記入してなかったんや。
その人の落胆振りは
明らかだった。
先ほどまでのはつらつとした
様子は影を潜めている。
よく見れば、ただの冴えない
おじさんになっているではないか。
きっと、心の中では
「リードは完璧やったのになあ
ミスってしまったあ」
とでも思っていたんでしょうね。
は~っと、再度ため息をつきながら
書類を確認し、
「では□□番の札を渡します。
これと、この書類を封筒に入れておくから
4日後にこの封筒と、今日押印した印鑑を持って
受け取りに来てください。」
と元気なく書類を渡してくれた。
「え~、その日は都合悪いなあ」と
思っていると
「その日以後ならいつでも結構ですよ。」
と、またもや読心術を発揮。
でも、たった一つのミスに
最後まで精細を欠いた様子でした。
「元気出せよ」
と、心の中で言ってあげたら
「はい、お疲れさん!」
と言ってくれました。
てな具合に、印鑑を置く位置まで
指定され、記載欄に記入する文字も
すべてその人の言うがまま。
今、何の書類に記名しているのか、
押印した書類にどんな意味があるのか
なんて一切考える隙も与えぬ鮮やかさだ。
結局、手続きにどんな書類が必要なのか
全然記憶に残りませんでしたが、
久しぶりに、ええもん見させて
いただきましたわ。
手続きは記憶にひとつも
残りませんでしたが
めちゃ、記憶に残る人でした。
この後、市役所、電気屋、スーパーを巡り
段取りよくすべての用事を
済ますことができたのも
このおじさんのお陰かも。
今年最後に、年休を取って
登記の手数料を、
何千円か何万円か知らんが
浮かすことができたこと以上に
そのおじさんに遭遇したことに
幸せを感じた
doironでした。
若樫の桜が咲いているとの
書き込みがあった。
若樫の桜とは、昨年紹介した
百滝桜
山間の村中に
春を一身に集めたように
見事に艶やかに咲く
しだれざくらのことだ。
今日、朝から花冷えとも言うべき
寒い中、走ってその桜を見に行った。
途中、包近にも寄って
桃鑑賞もしたよ。
昨日、バイクで行ったとはいえ
バイクとランでは
見える景色が違う。
レンゲがすでに咲いていることも
今日初めて知ったしね。
ランだとバイクと違って
立ち止まって写真を撮るのも
それほど面倒ではない。
桃はこんな感じ。
桃農家の人たちも
畑でせっせと花摘みの
作業中でした。
果実の収穫目的だと
きっと花を間引くのでしょうな。
公園の桃は、そんな花摘みも
されていないので
木にいっぱいの花をつけてた。
中に、ちょっと変わった花が・・・
1本の木に
白、ピンク、赤の花が
混じって咲き、
ひとつひとつの花も
白に赤い斑入りの
模様をつけていました。
山方面に走っていくと
まだ咲き始めたばかりというのに
桜のあるところでは
花見の宴が始まっていたよ。
山のソメイヨシノは
こんな感じ。
来週くらいが見頃でしょうな。
そしてさらに
どんどん山中の村の奥深くに
入っていくと、
人の姿もちらほら増えてきます。
みんな、百滝桜を見に行くのでしょう。
若樫の不動さんから
公民館を抜け
左カーブの道を走っていくと
川沿いの御宅の庭の端っこに立ち、
道に覆いかぶさるように咲いている
その姿が飛び込んできます。
バイクチームや
見物客で、桜の下は
賑わっていました。
今年も見事に咲いていました。
今で8分咲きってところでした。
来週日曜日に
もう一度訪ねてみようかな。
往復で20km超。
春は、外ランが楽しい。
これはおまけ
今日は朝からスーちゃんの
お守りをして、午後に
バイク練習をした。
今シーズン三回目の練習だ。
少し脚もまわるようになってきて
50kmを乗った。
次回ぐらい、ぼちぼち
山に行けそうかなあ。
途中、桜、桃、コブシ
いろいろ花もきれいでした。
バイクから帰ってから
先日、豆腐ハンバーグを
失敗したので、そのリベンジ。
普通のハンバーグ作りに
挑戦した。
まずは、前回大きすぎたとの
指摘があった、たまねぎの
みじん切りだ。
丁寧に、細かく、細かく
泣きながら刻んだよ。
待ってろよ~、ミンチ!
で、きり終えたたまねぎはこんな感じ。
ここまでやるのに
30分もかかってしまいましたわ。
肩のこること、こること。
そして次に
この力作を、大さじ3杯のパン粉
小麦粉少々、卵2個とともに
ミンチに投入した。
手で、グチャグチャと捏ねましたが
これはあまり気持ちいいものではないな。
うどんやそば打ちとは
かなり感触が違いますな。
なんてことを考えながら、捏ね終え、
これを分けて、一つずつ
小判型にし、真ん中を少しへこませて成形。
あらかじめ、油を敷いて
暖めておいたフライパンに
いよいよ、投入だ。
このとき、出てくる肉汁を
利用して、付け合せにする
シメジも一緒に投入しています。
まったく、料理は段取りじゃな。
そして裏表が、ある程度焼きあがったところで
とろけるチーズを乗っけて
蓋をして、さらに弱火でじゅうじゅう。
う~ん、それらしくなってきました。
皿に取り分けた後で
まだフライパンに残ってる肉汁と
とんかつソースとケチャップで
デミグラス風のソースも作成したよ。
また、焼いてる間に
アスパラも茹でた。
先日、教えてもらったのは
根野菜は水から茹で、
葉野菜は湯から茹でるらしい。
ん?じゃアスパラはどっちじゃ?
根のような、茎のような・・・
ま、少し堅めにしたかったので
湯から茹でた。
正解?
そうしてできたすべてを
皿に盛り付けて
出来上がったのがこれ。
なかなかでしょ?
名づけて、
doiron
スペシャルハンバーグ地中海風
前回の豆腐ハンバーグは、
「いらんわ」と言いながら
一口しか食べなかったスーちゃんも
今回の、doironスペシャルハンバーグは
「おいしいやん」と言いながら
完食してくれましたわ。
よっしゃー
豆腐ハンバーグのリベンジ
出来ましたあ。
で、今日の作成過程を、
仕事から帰ってきた
奥さんに話したら
「課題は、みじん切りの時間と
調理をしながらも片付けも
進めていく段取りのよさが
必要やな」とのこと。
ごもっともです
桜が咲き始めたねえ。
桜はなぜ「さくら」というのか。
語源を調べてみたら
だいたい感覚通りで、
「咲く」に接尾語の「ら」が
ついたものらしいです。
春になったら「咲くら~」というわけですね。
ま、そんなことは
どうでもいいけど、
この季節、さくらの花と同様に
心がざわめきますな。
年に一度のサラリーマンの楽しみ
人事異動
の季節です。
我が社でも今日異動の内示がありました。
異動って、なぜこんなに興味深いんでしょ。
自分の処遇がどうなるのか?
もちろんそれが最初の理由ですね。
それぞれの社員を組織がどんな風に
見ているか伺えるから。
それもありますね。
対象が周りの人でも
春からの働く環境が
大きく変わる可能性があるから?
そうそう、それもあります
いずれにしても
サラリーマンにとって異動ってのは
大きな関心事ではありますね。
で、その人事異動で
当のわしがどうなったかなんですが、
結論から言うと
わしは全く変わりませんでした。
しかし周りの環境が大きく変わります。
ひとつは、直属の上司が
異動になりました。
この人が異動するのは
うすうす感じていたんです。
定年まであと3年。
ここらでボチボチ
事務方のTOPの位に
なるだろうという人だったからです。
予想通りの人事でした。
そして、その後任が
他の部署を兼任される形で
来られたものですから、
わしにかかる負担が大きくなります。
代わりにといってはなんですが
これまで、わしが担っていた
会社の情報システムの
管理の仕事を
他の人がやってくれることになりました。
いよいよ、ますます
原稿書きの仕事に
専念することになります。
物を書いて、文章にするという仕事は
文字や形になって残るし
それほど悪い気はしておりません。
確かに、無い脳みその隅っこをつついて
文章を作るのが
とても辛いときもあります。
またこのブログと違って
万人向けに書かないといけないので
多くの制約もありーの、
わかりやすくしないといけないこともありーので、
結構パワーを要します。
だからなおさら出来上がったときは、
そんな苦労もした分、
満足度もひとしおの部分も確かにあるわけです。
え?何?それなら
このブログは手抜きなんじゃないかって?
いえいえ、決してそんな
手を抜いているわけでは・・・
ちょっとあると思います。
だって、気楽に綴れるもん。
許してちゃぶ台。
異動があると、その内容を
プレスに流すのもわしの仕事です。
したがって、異動の全様は
情報としてわしの元に全部集まってきます。
それをさっさとプレスに送った後、
フムフムと細い目を
精一杯広げて資料を読みながら
いろいろ推測してみるのだ。
あ~、この人は
さくらの季節というのに
心には冬の嵐が吹いているやろなあ
とか
この人はさくら満開、全開で春を謳歌するんやろなあ
とかね。
一枚の紙切れがその人の社会生活、
ひいては人生のあり方まで左右するなんて
あ~あ、サラリーマンってやつは
哀しい稼業じゃ、あ~りませんか。
定年での退職となったFさん。
職責でもわしの前々任者で、
当時の直属の部下が
「何度も写真の取り直しや
原稿の書き直しを指示されましたよ」といっており、
厳しい編集長だったことが伺えます。
ただ、使った写真や
記事の内容についてクレームがあった場合でも、
責任はFさんが全部かぶってくれたそうです。
優柔不断、
長いものには巻かれろ主義の
今の編集長(わしですが)
とはえらい違いでした。
あるとき、わしがその人のところに、
記事の校正を依頼に行ったときのこと。
締め切りが迫っていたので
「早い目にお願いします」
とひとこと付け加えると、
ギロッとにらまれて
「そんなことはいちいち言わんでもわかっとる」
と一括されたことがあります。
自分の考えを貫くことは、
自分に責任を課すことです。
Fさんは、すべてに責任を貫き通す人でした。
また、一方で部下が困っていたり、
部下の処遇については
水面下で非常に活発に動き回りもする人でした。
だから自分で気づかないうちに、
この人に救われていた部下も
大勢いたことと思います。
そんなFさんの退職、
送別に当たってみんなで色紙を書いて
プレゼントすることにしました。
そこでわしが書いたのは、
「Fさん、あなたは我が社の最後のサムライ社員でした。
長い間のお勤めご苦労さんでした」。
という言葉でした。
本当は、もうひとこと書きたかったのです。
Fさんの名前は、
「よしろう」と言います。
そこで、「最後に尊敬と感謝の念をこめて
イチローばりに『ヨッシロー』
と呼ばせていただきます」とね。
そうです、Fさん、
野球も好きなんです。
でも書けませんでした。
「余計なこと書くな!」
とまたギロっとにらまれそうなんでね。
ところが、今夜の送別会で
叫ぶ機会がありました。
この時期の送別会では、
毎年漫才を披露しているのですが、
今年は相方が異動でいなくなってたので、
単身での漫談となりました。
最初は今年はやらない予定だったんですよ。
でも、doironコールに負けてしまいました。
「ども~」
((((((^O^)/
と言いながら手を上げて出て行くだけで大爆笑。
「待ってました~」
の声の中10分ほど笑わさせていただきました。
そしてその漫談の最後に
みんなに呼びかけて
「ヨッシロー」とご唱和していただき、
わしも叫ばさせていたきましたぜ。
これで胸のつかえがおりましたわ
すでに700話を超えた。
単なる日記ではなくて、
そこにあることに
少しずつ自分の思いもちりばめて綴ってきた。
エッセイというにはあまりにも稚拙だけど、
「エッセイ」を「随想」と訳すなら、
「随想」の意味は
「思いつくままを書きとめる」
という意味で、
いわゆるブログも
広い意味でエッセイだろう。
エッセイで、
まず思いつくのは團伊玖磨が綴った
「パイプのけむり」
全27巻からなるこの随想集は
珠玉のエッセイともいうべき作品群だ。
第一に名前の付け方が面白い。
第1巻「パイプのけむり」から始まり、
続「パイプ-」、
続々「パイプ-」、
又「パイプ-」、
又々「パイプ」、
・・・、
どっこい「パイプ-」、
しっとり「パイプ-」
と「パイプのけむり」の上に
毎回異なる副詞をつけ続け、
最後に、
さようなら「パイプのけむり」を著して終わった。
通算約35年をかけて
全27巻
1842編のエッセイを綴った、
随想集の代表のような作品だ。
音楽、演劇、旅、食べ物、人、
日常生活のなんでもない1断面などを
洒脱に描いている。
作曲の世界でも
その秀でた才能を発揮されたこの人の随想は、
この人そのものを
描き続けたものだった。
そんな確固たるその人の随想が、
風が吹けばなくなってしまう様な
「パイプのけむり」
と名づけられているのも
また面白いな。
けむりは消えても香りは残る、
みたいな思いもこめられているのかな。
そんな立派なエッセイと
比較するのは失礼とも言うものだが、
わしもそれなりに自分のこのブログに
愛着を抱いている。
ただ、
このブログも
一事業者のサーバーに保存されているだけなので、
突然廃止になって
けむりのように消えてもおかしくないし、
香りさえも残らないだろう。
そこでそんな時に備えて
先日から、ディスクに保存をし始めている。
「パイプのけむり」ではなく、
わしの場合はさしずめ
「ディスクのほこり」
といったところかね。
今日ほどワンセグが
役に立った日はなかったな。
画面が小さくて
ボールは全然見えないけど
マナーモードで音も出せないけど
試合経過は
なんとなくわかったよ。
ハラハラどきどき。
そして最後は痛快な結果でしたねえ。
仕事でも
今日は歴史的な出来事があったけど
それはそのうち明らかになるだろう。
今夜は、とっておきのワインを引っ張り出して
サムライジャパンに
乾杯!
グーちゃんはお鼻が長いのね~
犬は飼い主に似るっていうが
この長い鼻のおかげで
鼻ペチャの飼い主には
幸い似ても似つかない。
第一グーは
とっても毛深いしね。
はいはい、泣いている場合ではない。
この長い鼻の中にある
嗅覚神経は人間の比ではない。
においに関しては
犬は人間より
何千倍も敏感だという。
そんなグーはもう
今はすっかり家族の一員だ。
て言うか、自分は人間だと
勘違いしているように
思うときもある。
さて、まだまだ一進一退で介護の
続いているdoiron家。
最近よく感じるのが、
高齢者が、住みついていると
加齢臭や湿気で
家に独特のにおいが
染み付いてくるもんだ。
そこへ持ってきて
グーちゃんのにおいも
そこはかとなく漂うから
仕事から帰ってきて
家に入ると、微妙に
におう。
だもんで、消臭剤も
いろいろ試してみたのだが
なかなか、これっというのがない。
たいていは芳香を放ち、
そのにおいで、他の嫌なにおいを
ごまかそうとする
いわゆるマスキングによる
消臭剤が多いので、
慣れてくると
そのにおいも気になり始めるのだ。
昔、庭のキンモクセイが咲き
強烈なにおいを放っていたとき
道を歩く子どもが親に
「おかあさん、トイレのにおいしてる~」
って言ってるのを聞いたことがある。
その子にとって
キンモクセイがトイレを連想させるように、
我が家の芳香剤も介護を連想させる
ようになってくるんだよな。
消臭剤は一度置くと、
なかなかなくならないから
そのにおいがずっと続くことになるしね。
そこで、思いついたのが
お香
秋に淡路のマラソンに行ったときに
いただいたのがあったので
焚いてみたら、
これがなかなか良かった。
それからスーパーなんかで
気にしてみていると、
結構いろんなところで売られている。
静寂の香り
清涼の香り
バラの香り
など、お香にもいろいろ種類がある。
これはバラの香り
ただ、消臭剤と違って
その日の気分にあわせて
焚けるのがいいな。
また、旅行にでも行ったら
お土産に
いろいろ選んでみる楽しみもできた。
てなわけで、最近我が家では、
さすがに両親だけ残して
留守にしている時には
火を使うので無理だが、
わしらの在宅時には
お香を焚いていることが多い。
でも気になるのが
最初にもどってグーのことだ。
人間より、はるかに嗅覚の鋭い犬にとって
最近我が家に漂うお香の匂いを
どう思っているのだろうか。
くっさ~
とかいって鼻をつまむわけにもいかないし、
嗅覚が6千倍も鋭ければ
1本お香を立てるだけで
わしらが
6千本分のお香の香りに
さらされるのと同じだとしたら、
かなり強烈
最近少し、グーちゃんの元気がないのは
みんながスーちゃんをかまって
あまり自分がかまってもらえなくなったから
と思っていたけど、
もしかしたら
お香のにおいにまいっているのかも~
う~ん、まったく
心配の種は尽きないわい。
昨日は、午前中の仕事を終え
午後からバイクに乗った。
先週は、足慣らし程度でも
チャリ筋が筋肉痛になった。
今回は、少し脚を伸ばして
45kmライド。
途中、包近の桃が
ちらほら咲き始めてたなあ。
宮古島のトライアスロンに
行ってた頃は
この時期によく乗り回したっけ。
宮古の記憶と
包近の桃の記憶が
どこかでつながってるよ。
外環から農道、
納花から光明池。
和泉中央から
観音寺の坂を下り、
少し岸和田方面に南下して
帰宅。
チャリ筋も、今日は大丈夫。
練習のための練習は
今日で完了。
後は距離を意識しながら
介護の合間に乗り込むとするか。
そして、連休最終日の今日22日。
朝から天気はいつ雨になっても
おかしくない空模様でしたねえ。
でも、今日はそれでよいのだ。
引越し先の家の掃除を
予定していたからね。
え?
引越し?
はい。
わしではありません。
奥さんの両親が
我が家から、歩いて1分のところに
引っ越してきます。
奥さんの両親も
スーちゃんほどではないが
かなり日常生活に不便をしている。
2週に一度くらいの割でこちらから
御坊の実家へ出向き
買い物、掃除などの
お手伝いをしていたのだが、
かなりの手間がかかっていた。
(特に、奥さんがね)
そこで、我が家の近所に
同級生が空き家を持っていたので
お願いをして
そこに両親を住まわせていただくことになった。
最初は抵抗していたけど
二度ほどその家を見に来て
意外に気に入ったようだ。
そこでの生活を拠点とするが
向こうの家も残したままにするらしい。
ま、それなら月に一度くらいの
見回り程度で
行けそうやしね。
そういう意味でも
こちらもその方が
都合いい。
もちろん、何かがあれば
すぐに駆けつけられるのが
一番の理由だけどね。
スーちゃん一人を見るのも
4人見るのも一緒さ。
みんなまとめて
面倒みてあげよう、てなもんさ。
4月からまた新しい生活が始まるよ。
だが、その前に
来週が忙しいんじゃ。
締め切りのある原稿が
数本あるし、予定が
かなりたてこんでいる。
まずはしっかり働いて
それからしっかり介護と練習だあ。