老人会の新年会で、
自治会費の補助金なんかを使ったり、
市の高齢者補助金もつかって
宴会しましたけど、
まあみんなで親しくワイワイするのが
効果なんだろうなあと思い
楽しんできました。
で、その数日後の話だ。
doironがいつも話を聞く85歳の
おじさんが家にやってきて、
「ちょっと送ってくれないか」といいます。
ああ、新年会の時に行ってた話は
本気だったんですねえ。
この日は月曜日でジムも休みだし、
家にいますし、そのひとはまあ
親戚だし、親父も世話になっていたので
「帰りは無理やで~」とかいいながら、
載せていくことにしたのです。
帰る頃にはdoironも飲んでるもんね。
彼らは住んでいる家から見ても
かなりの大金持ちで、
よく夫婦で飲みに行くらしいのです。
で、今日は飲み屋はあそこにしよか、
それともこちらにしよか
と車に乗ってもまだ迷っていました。
まあ方面的には同じなので
適当におろそうと思い出発です。
ようやく途中で飲み屋が
決まったのでその店の前まで
行ってあげました。
しゃべってる飲み屋は
すべて知ってるし、
そこで飲んだこともあるので、
完璧です。
「よく飲み屋知ってるなあ。
じゃまた今度行こかあ」とか
言ってお別れです。
「え~行くのはいいけど
足はどうするの」と
言いそうになりました。
さすがに85歳、歩いたり、
自転車で移動できるわけではないのでね。
タクシーかなあ。
まあでもここでは、
「はいはい」とお返事しておきました。
じゃ、これお礼にといって
封筒をくれるのですが
「いらんで~」と硬く断りましたよ。
でも、「そんなんあかんあかん」
と座席の上に置いていきはりました。
1000円入っていたので、
老人会の1等賞と同じです。
昔のたばこおばちゃんの
こづかいの100倍やね。
じゃあまた言ってくれたら、
家にいてたら送るよ
と思いながらいただくことにしました。
おばあちゃんの小遣いは
お菓子屋で、お菓子にばけましたが、
今は違いますよ。
帰り道にコンビニによって
おいしそうなワインを一本買って
帰ったdoironだったのでした。
それにしても村の先輩たちには
こういうことだけではなく、
決まりごとの決定とか
いろいろとお世話になることがおおいです。
少しずついろんな取り組み方についても
変更してきたりしましたが、
まあこの人らがそれでええよ
と言ったら何も問題なくきまります。
新年会もこうして毎年やることになって、
何も決まらないようで
意外に大事なことが
ポンとここで決まったりするのですな。
新年会にもそういう効果が
あるということでしょう。
ということはさあ、
自分も若い者に頼まれたら、
きちんとやってあげることが
彼らの人生の中の記憶に
残っていくということやねえ。
今でも祭り中心に
いろんなことは頼まれますが、
寄る年波の中でできることは
してあげようと思ったというのも、
もしかしたらこれも
老人会の新年会の
まあいわゆるひとつの効果
だったのかもしれません。
さて明日は東京マラソンです。
設楽くんはまた飛び出してつぶれるのか
井上君は雪辱を期すのか
大迫君が貫録を示すのか
それともなんてことはない
平凡なレースに終わるのか。
楽しみですねえ