ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

老人会新年会の効果2

2020年02月29日 21時12分26秒 | 生活

老人会の新年会で、
自治会費の補助金なんかを使ったり、
市の高齢者補助金もつかって
宴会しましたけど、
まあみんなで親しくワイワイするのが
効果なんだろうなあと思い
楽しんできました。

で、その数日後の話だ。

doironがいつも話を聞く85歳の
おじさんが家にやってきて、
「ちょっと送ってくれないか」といいます。
ああ、新年会の時に行ってた話は
本気だったんですねえ。
この日は月曜日でジムも休みだし、
家にいますし、そのひとはまあ
親戚だし、親父も世話になっていたので
「帰りは無理やで~」とかいいながら、
載せていくことにしたのです。

帰る頃にはdoironも飲んでるもんね。

彼らは住んでいる家から見ても
かなりの大金持ちで、
よく夫婦で飲みに行くらしいのです。

で、今日は飲み屋はあそこにしよか、
それともこちらにしよか
と車に乗ってもまだ迷っていました。
まあ方面的には同じなので
適当におろそうと思い出発です。

ようやく途中で飲み屋が
決まったのでその店の前まで
行ってあげました。

しゃべってる飲み屋は
すべて知ってるし、
そこで飲んだこともあるので、
完璧です。

「よく飲み屋知ってるなあ。
じゃまた今度行こかあ」とか
言ってお別れです。

「え~行くのはいいけど
足はどうするの」と
言いそうになりました。
さすがに85歳、
歩いたり、
自転車で移動できるわけではないのでね。

タクシーかなあ。
まあでもここでは、
「はいはい」とお返事しておきました。

じゃ、これお礼にといって
封筒をくれるのですが
「いらんで~」と硬く断りましたよ。
でも、「そんなんあかんあかん」
と座席の上に置いていきはりました。

1000円入っていたので、
老人会の1等賞と同じです。
昔のたばこおばちゃんの
こづかいの100倍やね。

じゃあまた言ってくれたら、
家にいてたら送るよ
と思いながらいただくことにしました。

おばあちゃんの小遣いは
お菓子屋で、お菓子にばけましたが、
今は違いますよ。
帰り道にコンビニによって
おいしそうなワインを一本買って
帰ったdoironだったのでした。

それにしても村の先輩たちには
こういうことだけではなく、
決まりごとの決定とか
いろいろとお世話になることがおおいです。

少しずついろんな取り組み方についても
変更してきたりしましたが、
まあこの人らがそれでええよ
と言ったら何も問題なくきまります。

新年会もこうして毎年やることになって、
何も決まらないようで
意外に大事なことが
ポンとここで決まったりするのですな。

新年会にもそういう効果が
あるということでしょう。

ということはさあ、
自分も若い者に頼まれたら、
きちんとやってあげることが
彼らの人生の中の記憶に
残っていくということやねえ。

今でも祭り中心に
いろんなことは頼まれますが、
寄る年波の中でできることは
してあげようと思ったというのも、
もしかしたらこれも
老人会の新年会の
まあいわゆるひとつの効果
だったのかもしれません。

さて明日は東京マラソンです。
設楽くんはまた飛び出してつぶれるのか
井上君は雪辱を期すのか
大迫君が貫録を示すのか
それともなんてことはない
平凡なレースに終わるのか。
楽しみですねえ


老人会新年会の効果1

2020年02月28日 21時41分17秒 | 生活

地元の老人会で
新年会がありました。

あ、一月の話です。

自治会や老人会そのもので
こういう親睦の階には
いろいろと補助が出ているので、
激安で宴会に参加することができます。

まあ自分なりには老人会の
メンバーという割には
まだ若いと思うのですが、
まあ年齢的に見てもう
そんな年なんですねえ。

子どものころから、
子ども会、青年団、若頭、
世話人会とずっと時を重ねて
付き合ってきた近所の友人たちとも、
もうこれで最後のくくりの中に
入っていくのですねえ。

この新年会は、ちょっと個人的には
生きにくそうな宴会場で
開催してくれるので、
一度行ってみようって感じで
参加することが多い。
今回も以前からここに
宴会場があることは知っていたのだが、
まあ行くのは初めてだ。

バスで公民館前まで迎えに来てくれて、
また公民館前まで送ってくれる
システムだから、まあ飲む人には
ありがたいのである。

今回集まったの約40人。
老人会全部で70人くらいいるのだが、
かなりご高齢で参加できない人も
いるからそこそこ集まっている
ということになる。

40人中30人が女性、
つまりおばちゃんで、
10人が男性、
つまりおっさんの飲み会である。

金色の置物や掛け軸なんかの
ぶら下がっている廊下から、
しずしずと中に入っていくのだが、
普段から付き合いのある我々は
比較的若いおっさんばかり
集まったテーブルで
ワイワイと飲む。しかし
中にはおばちゃんの中に
紛れ込んで殿様気分を
満喫している人もいる。

会長の挨拶や、副会長の乾杯を
交わした後は、それぞれのテーブルで
ワイワイと話が盛り上がっていく。

こんな新年会って
効果あるのかなあと
中のええ友だちとしゃべったりしながら、
最近やった麻雀の話、
競馬で大勝ちした話、
祭りの話に昔話と
そこそこ話題は尽きません。

こういう瞬間が効果の
ひとつなんですかね。
呑み助のおっさんは
どんどん飲んでこちらにも
継ぎに来るのだが、
気持ちは冷静にdoiron
しずしずと飲んでいくのである。

ある程度飲んできたところで、
最長老の席に乾杯に行きます。

ここではねえ、
doironたちの知らない昔の話が、
いろいろと出てきてこれも面白いのです。

一番盛り上がるのが、
昔の祭りの盛り上がりの話だ。
そしてたまに出てくるのが、
亡くなった人の打ち明け話。

うちのおじいちゃんは
なくなったときも葬式が
大騒ぎだったというのは
よく出てくる話だ。

doironがよく高齢者にするのは、
子どもの頃にあのいつも
火鉢の前に座っていたおばあちゃんに、
よくたばこを買いに行かされた
という話。

もうたばこの銘柄なんかも
忘れてしまったけど、
多分「新生」とか「ひかり」とか
なんかそんな名前だったと思う。

小学生の子どもが
たばこを買いに来るなんて、
今の時代だったら絶対考えられないけど、
当時は全然許された。

買ってきたらおつりの
10円をいただいたりして、
子ども心にアルバイト
しているような気分だったな。

当時10円といえば高額の
こずかいだ。
友達と、
お~い、これでお菓子を
買いに行こうぜなんて
言いながら、村で唯一の
お店であるお菓子屋さんで
たむろしたりしたなんて
話も良くした。

でそんな話をしてたら、
近所の85歳のおじさんが、
「あのさあ、今度飲みに行く時に
車で送ってくれたら
小遣い上げるで」なんて
言ってきた。

まだ元気なおじさんで、
免許証も変換していないが、
飲むと帰りの運転が
大変なんだとのこと。

いやいや運転したらあかんでしょう。

そんな話なんかしながら、
新年会は盛り上がってゆきます。

最後の抽選会で、doironは1等賞。
1000円の現金を
いただきましたぜ。

一等賞は5人くらいいたけどね。

続く

 


ウダウダと宇陀を4

2020年02月27日 21時09分10秒 | ウォーキング

宇陀松山城の西口門から



さらに西を向いて歩いてゆきます。



ああここは緑が気持ちいいなあ
とかウダウダ言いながら
大宇陀小学校の横を通り、
国道370号をこえて、
なおも山の方に向かってゆきます。



その先にあるというのが、
徳源寺です。

信長の孫である高長が
建立した織田家の菩提寺です。

田舎道を歩き、道標に従って



山道を入り、階段を上って行ったら





お寺に到着します。



でもねえ、どれが本殿なのか
よくわからないし、
織田家の墓標もよくわからなかったです。
まあ静かな山の中ですし、
あずまやもあるので
そこで食事でもしていきましょう。



今日は弁当を持参してきたので、
お湯を沸かして味噌汁を
いただきましょう。
ガスコンロに火をつけていると、
doironによく似た年代の人が
リュックを背負って
上がってきますが、
同じようにウロウロしているだけで
階段を下っていきはりました。
なんか道標がおかしいのかなあ。
よくわからないまま
弁当をひろげましたよ。

あずまやの中をよく見まわすと、



どうも天井の部分に
痕跡がありましたねえ。
ハチの巣でもあったのでしょうねえ。
気になってテーブルの底とか
周りの壁の周りなんかも
一応点検しておきました。
大丈夫ですね。

湯を沸かしていきますと、あれ?
ガスの出が悪くなってきましたよ。
まあ今回は予備のガスタンクも
持ってきていたので
交換しようかなと思ったときです。
ちょっと待てよ、
ガスタンクを手であっためたら
残ったガスが気化して
出てこないだろうかと
ふと思ったのです。



で、上の鍋に注意しながら
タンクそのものを
手で温めて見ましたら、
おお~ガスがまたまた勢いよく
出てきて、炎を強くするではないですか。
ガスの気化熱で冷えたタンクだと
気化も緩くなりますが、
あっためると復活することが
よくわかりました。

こんなことは少し考えたら
わかることなのに、
これまで気づかずにいましたねえ。

何年か前にガス切れで
ちゃんと湯が沸かないまま
食べたカップヌードルを思い出します。

いやあこれは収穫です。

これからも役に立つ情報を
仕入れましたねえ。

本殿がわからないままでしたが、
ガスタンクの秘密を知って
揚々と引き上げるdoironだったのでした。

山を下りて、下の国道に戻り、



しばらく南下して道の橋を歩くと
「阿紀神社」に向かって行く道に
出ますのでそこを右折です。



しばらく歩くと、
阿紀神社参道の案内も出てきます。

これに沿って行きましょう。

宇陀川の支流である本郷川が
静かに流れる田舎道を



歩いてゆくと前方に
神社の森が見えてきます。
そこが阿紀神社です。



祭神は天照大御神で
伊勢神宮に入る前に
祀られたことのある神社で
「元伊勢」といわれる神社ですね。



ということは、doironが
氏子代表をやっている神社も
式内社なので、遠い親戚ですね。
ちゃんと挨拶をしてゆきましょう。

本当に静かないい神社でした。

そしてそこから右手に
「高天原」という名を
授けたというところを
通って行きます。



その先はとても見通しの
良い場所にでました。
ここからだと、
柿本人麻呂公園なんかも見渡せます。



「ひむがしの 野にかぎろひの立つみえて 
かへりみすれば 月かたぶきぬ」と
彼がここで歌った歌は有名です。



「かぎろひ」とは朝焼けのような
こんな空の姿で、
様々な心象風景の中に
引用される言葉です。

この公園には、うまに乗った
人麻呂の像もあります。



さてそこからもう車をとめた
道の駅は近くですね。
道端には又兵衛桜の案内
なんかも出ています。



だいたい1万歩ほど歩いて
ようやくゴールです。

道の駅を眺めていると、
あ、ここにあるお店の名前は
「甘羅」なんですねえ。



先ほどの神楽坂のあたりに
出てきた地名ですねえ。

それとその横には足湯もありますから、
ほんとはビールを飲んで
温まりたいのですが、
車ですのでお茶を飲みつつ、
たこ焼き食べつつ、
今日の歩きを振り返って温まりました。



大宇陀も田舎で
のんびりしていましたし、
春になったら緑の香りも
すごいんだろうなあと思いつつ
今日の歩きは終了です。

春には桜見学もかねて
また行こうかなあ。

おしまい

 


ウダウダと宇陀を3

2020年02月26日 20時48分10秒 | ウォーキング

ああでもこの辺も高齢化が
進んでいるんでしょうねえ。
こんな紙おむつを売ってる
お店なんかもありました。



「新品」とありますが、
そりゃそうですよねえ。
中古なんて売れませんから。



そしてここはお菓子の製造販売です。
明治時代から続く老舗の和菓子店で、
「きみごろも」というのが名物です。



メレンゲに卵黄を付けて
焼き上げたお菓子で、
ふわふわと口の中で溶けていく
お菓子だそうです。
う~む、減量中なので
近寄らないようにしましょう。



そしてここは薬局。

こういう薬の里の薬局ですから
立派な店構えですねえ。
そうそうこの宇陀市からは
ロート製薬、津村、笹岡薬品、
藤沢薬品の創業者も出ています。



そしてここは奈良漬けのお店ですよ。
野菜を塩漬けにし、
何度も新しい酒粕(さけかす)に
漬け替えながらできた漬物であるから、
店先にはスギ玉を置いているんやね。

昔は奈良漬けが好きやったなあ。
あのピンとくる味が
何となく大人な味だったもんなあ。
最近は運転するときは
食べ過ぎないように
というような注意は
張られているそうですが、
アルコール度数の高い奈良漬けでも、
500g食べて初めて基準値に達する
という程度だそうだ。

奈良漬け食べて事故を起こしたと、
昔主張する人がいたそうだが
50g食べても20分後には
アルコール度0%だった
という結果も出ているそうで、
そんな人は必ず飲酒が
判明しているそうだ。

この道にあるマンホールはこれ。



ああ、そうかあ2006年に
合併で宇陀市ができるときまでは、
このあたりは大宇陀町だったんですね。
大宇陀町の植物である
カスミソウが彫り込まれていますねえ。
あまり旅番組でこのマンホールが
取り上げられることは少ないけど、
新しい取り組みで日本全国
このマンホールを見て回り、
それにもとづいて旅する
というのも面白いと思うんやけどなあ。
例えば、わが市では
織物のマンホールふたがあるので
それを訪ねるみたいなね。

視聴率が上がる様に思いませんかあ。
あ、もうあるのかなあ。



さらにこんな道標を見ながら、
この伊勢本街道を
どんどん進んでいきますと、
前方にお寺が見えてきました。

「慶恩寺」と書かれています。



あれ?そうだとすると、
道はコースを外れていますよ。
地図を眺めてみると、
そうかあ先ほどの道標のところを
左折しないといけなかったのですね。
戻っていきましょう。



途中こんな建物がありました。
ここには三つの大学の
研究室があるようですねえ。
帰ってから調べてみたら
地域の事や薬草のことなどを
学んでいるような様子。
ちょっとブログでも詳しくは
はっきりせず残念でした。



そして伊勢本街道を離れ
西の方に曲がっていきます。
狭い路地の突き当りには、
宇陀恵比寿神社があります。



ここではネットによると
建国の日に初えびすが
行われたりするそうで、
路地には店が並ぶそうです。

その神社を右に回って、
道標を眺めながら西方向へと
進んでいくと、そこに
宇陀松山城の西門があります。



ここにはいろいろと
案内板もたっており、
勉強をしました。



宇陀松山城は宇陀郡を領分する
有力国人宇陀三将
(秋山氏、芳野氏、沢氏)の一人、
秋山氏が居城として
古城山に山城を築いたのに
始まるお城です。



先ほどあった神楽坂神社方面の
奥にありました。

高取山城や大和郡山城と共に、
大和国支配のかなめであったそうです。

その城の、西口の門が
そこに残されていました。
立派な門でしたね。



そこには少し広場もあり、
トイレもあるので
休憩していきましょう。



横の宇陀川を見ると、
作業員が結構川の中にはいって
作業をしています。

堤防の付け替えを
しているようでしたね。

さあこれで、
「重要伝統的建造物群保存地区」
は終わりです。

ここからさらに西向いて
歩いていきます。

続く

 


ウダウダと宇陀を2

2020年02月25日 20時54分28秒 | ウォーキング

交差点の所には、
こんな石碑も建てられていましたよ。



天誅義士 林豹吉郎誕生地

と書かれています。
天誅義士といえば、
あの以前出かけて歩いた
五条の事件が有名ですねえ。
では林氏とはどういう人なのか
と調べてみたら、
天誅組のなかで大砲を
作った人なんだそうです。

でもねえこの大砲の材質が松。
その真ん中をくり抜いて
張り合わせ、竹ひごをまいて
補強して作ったんだそうです。
そしてそれを実際の場で
活用しようとしたところ、
弾が飛び出さずに松脂が
飛び出したんだそうです。

ウヒャー、松脂の放出もかなり
強烈な武器ですが、
戦いの場ではあきませんね。
重い目をしてかついでいった人は
「なんじゃこれ~」と
あきれたでしょうねえ。
そんな逸話を残しているそうです。

その先の右手山側には、
「森野吉野葛本舗」という、
吉野葛の販売と薬園があります。



昔から「大葛屋」という屋号で
親しまれてきたそうです。

あ、吉野葛は普通の葛とは
違うんだぞという思いを込めて、
「吉野葛」という名前で
商標登録しているそうです。



この会社、創業はもう今から
450年くらい前だそうです。
ここにこんな石が建っています。



舊は古いという字ですね。
旧薬園という薬草を植えた
畑もあるんです。
近くに吉野葛という言葉が
あるようにこの辺りは
葛の生成が大きな仕事でした。
昔の大きな産業でしたね。

有料ですが、中に入って
見学をしていきましょう。

あ、葛というのは知ってますよねえ。
蔓を伸ばしてどんどん増えていく植物。

その勢いは強く、
周辺の植物の生態系を
支配していきます。

こんな絵を2017年に書いています。



ここで生成された葛も売られてますが、
値段的にはかなり高かったです。
それだけ生成に時間や
手間が必要なんでしょうねえ。



店から庭の方に出ていきますと、
立派な葛の晒し場があります。



こんな施設を使って
作っていたんですねえ。
今も横には工場なんかも
併設されています。



その晒し場の奥に階段があり、
そこから裏山の上の方に
上がっていけるようになっています。
そこが薬草園です。

こんな感じの畑があり、



イカリソウやカタクリ、
ムラサキなんかの植物が
150種類以上植えられています。

また裏山ですから、
大宇陀の町の景色もきれいでしたね。
そんな薬草園から下りてきて、
展示館に入っていろんな
展示を見学しました。
家訓なんかもありましたよ。



まあ植物好きのdoironとしては、
ああこれも薬草なのかと
感心したり、こんな植物の
群落なんか見てみたいなあ
という興味で眺めましたね。
まあ有料ですから、
しっかり見ていきましょう。

そんな薬草園を出たら、
またまた歩いていきましょう。
このあたりには葛に関する
お店も多いですね。

そして「うだつ」が付いている家が
多かったり、虫籠窓のついている
古い家が多かったりします。



この道は伊勢本街道といわれる道で、
昔から伊勢参りの人々がここを

「ええじゃないか、ええじゃないか」

って歌いながら通って
伊勢に参ったのでしょうねえ。

途中で「薬の館」なんていう
歴史文化館もありましたが、
この日は休館日の火曜日でした。
残念。

この街並みの中には他にも
まちづくりセンターとか
まちなみギャラリーとか
もあるのですが、
ちょっと中に入っていくには
人通りが少ないので
おっさん一人じゃ目立ちすぎて
抵抗がありますね。
まだまだ修行の浅い歩き人です。



ここから右の方に神楽岡神社
というのがあります。
昔からお神楽がうたわれた
神社だそうですねえ。
あたりは「甘羅」という地名が
残るそうです。
なんかこの地名は
お神楽なんかの
音楽に関する地名だそうです。

神社には入らずに、
そのまま続けて歩いていきます。
あ、ここには御膳と書いて、



大和当帰の看板がありますねえ。
当帰とはセリの一種ですね。
そんな薬膳のご飯なんかを
提供しているんですかねえ。
残念ながら今日はお弁当なんです。

続く


ウダウダと宇陀を1

2020年02月24日 21時24分18秒 | ウォーキング

奈良県の長谷寺の方に向かうところに、
宇陀市というところがあります。

今度はここに歩きに行こうと思います。

なぜここかといわれると
大した理由もないのですが、
春も近くなってきたので、
なんか緑のいい香りをかぎたい
という思いが浮かんできて、
ここが浮かび上がったのです。

そこは、以前訪ねたあの又兵衛桜も
あったところです。
緑の濃い山郷という感じでしたね。
で、そこと思いついた時に、
ふと気になったのが、
その「宇陀」という地名なんです。

これってどういう意味なんでしょう。

なんかウダウダしたところ?
というのとは違いますねえ。
宇も陀もなんかよくわからん字です。
ネットで調べても昔からあった地名、
なんて出てきますが
やっぱりよく意味が分かりません。

それにその“宇陀”にはいくつか
別の漢字があります。
例えば「菟田」という字を
かいたりもしますし、
doiron地元市にも
「宇多」という地名があります。
いずれも古くからある地名
であることにはかわりないですねえ。
でも意味は?と色々と調べたら、
やっとこさ出てきたのが、
奈良の地名由来辞典で
「ウダ」というのは古くからあり、
意味は河川流域の耕作地帯を示す
という言葉なんだそうです。

なるほどねえ。
このあたりは山々に囲まれ、
そこに流れる宇陀川に沿って
耕作が進んできた土地やからね。

葛なんかも有名だし、
お茶もあるよねえ。
そんな耕作地だそうだ。

旧村もあるし、元伊勢といわれる
神社もある。
説明したらウダウダと
長くなる土地なんだろう。
ま、宇陀市とは大体そんなところだと、
情報をいくつか仕入れたうえで、
久しぶりに弁当を持ち、
車で向かったのでありました。

最初に向かったのは道の駅
「宇陀路大宇陀」です。



ここに車をとめて宇陀市内を歩く
コースを選んでいたのです。

高速道路は南阪奈道路から橿原市、
桜井市を抜けていきます。
まあこの辺の道も歩いたり、
車だったり、電車だったり
とよくとおるところですね。

桜井を過ぎてどんどん山の方に
入っていきますと、
道の駅が見えてきます。

ここは、食堂、お土産、
野菜売場、足の湯とかあるところで、
駐車場も広くていい所だ。
ここで何人か知り合いにも
会いましたねえ。
その片隅に車をとめて、
さあそれでは早速歩き始めましょう。

まずはネットから引っ張り出した地図で
「捨生」の交差点を目指していきましょう。



でもこれってなんて読むんだろう
と思いつつ少し歩くと、
ああここですね。
「ひろ」と読むんですね。

ん?ていうかなんか漢字が変やぞ。

うわ~ネットの地図が
間違ってるぞ。
「拾」なのに「捨」やて。



これは地元の人にも
怒られそうな嫌な間違いですねえ。

この地図をもとに
これから歩こうというのですから、
すこし注意して
みていくことにしましょう。

その交差点を右に曲がり、
花の木橋で宇陀川をわたります。



ああ、この川の周辺で





耕作地の続く姿がもとになって、
ここの地名になったんでしょうねえ。
そしてその奥にはおお~、
こんな古い町並みが続いていました。



この道の駅周辺はよく来たのですが、
すこし中に入った所が
こんな古い街並みに
なっているなんてとても意外でした。

世の中こんな風に、
少し見えないところにも
意外な姿があったりするんですね。

この地域は国の
「重要伝統的建造物群保存地区」
に平成18年に選定されています。

最近、歩いたところでは
関の宿場もそうでしたね。
ほかにも橿原市の今井町や
和歌山湯浅なんかも
選定されていますし、
竹富島の集落もそうでした。



花の木橋を渡り、
旧道と交差したところには、
その保存地区であることの
説明看板も設置されています。



ああ、これはもう全く
予想外の出来事でしたね。
では旧道を歩いていきましょう。

続く


なんとかならんかねえ

2020年02月23日 21時14分12秒 | 最近の出来事

近頃のニュースは、コロナ一色である。

そういえば、むかしコロナなんていう
名前の車もあったよなあ。
若い時だったから、見るとよく
おじさんが乗ってたなあ。

そして、そんな名前のストーブもあったぞ、
なんて言いながらテレビを見ていたりする。

あ、なぜコロナウイルスという
名前なのかというと、
これはラテン語のコロナに
由来するそうです。
王冠または丸い光の輪(光冠)を意味し、
たまにテレビに登場する
不鮮明なウイルス粒子の
あのイガイガの特徴的な外観を
意味するんだそうです。

ネット辞書の写真ではこんな感じ



まあ風邪というのは
このウイルスに寄るものが多いそうです。
あ、コロナウイルスには
色々と種類があるそうです。

でも今回のウイルスに勝つ
ワクチンや抗ウイルス薬はありません。

実際、今回のこのウイルスに
やられて亡くなられた方もいるので、
身近な人には切実な話なのだが
それでもまだこんな大阪の
泉州地方の片隅で暮らすおっさんには
何となく遠い話だなあ
と思ったりもするのです。

実際ウイルスにかかって
病気になっても治療法もないとなると、
そんなに人ごとのようにも
言ってはいられないかなあ。

インフルエンザの時期でも、
予防注射は打たないし、
さほどマスクを着けて
ウロウロしたりもしているのになあ、
治療法がないとなると
それなりに自分なりに
警戒できることはしっかり
しておかないといけませんね。
ひとに感染させたりもするしね。

そしたらどうしたらいいか。
まず無防備に電車に乗って
ウロウロするのは少し控えた方が
いいかもしれないねえ。

仕事でどうしても電車になんて
人はいろいろと大変だろう。
だから通勤電車に場違いな格好で
乗車して、遊びに行くというのも
警戒しないといけないね。

う~ん、かなしいなあ。
あ、今少し思うのは、
感染した人も病気が
治っていくのでしょう。
そしたらさあ、病気の人が
減っていくのも計算に入れて、
ようやく感染者が減ってきた
とかそんなことは
終息につながっていかないのかなあ。

マスコミ報道もその辺も
教えてくれたらいいのにねえ。

とまあそんな具合で、
今はあちこちウロウロ
できないからといって、
仕方なく毎日お絵かきしている
わけにはいかない。

仕方ないので、車で行けるところで、
コロナ終末後の歩きに備えて
下準備的に出かけたり、
人の少ない所をちょろちょろっと
歩いたりしている
今日この頃になっている。

こういうのがあかんのかなあ。

そうそう少し前から計画していた
春の青春18切符も、
今回は購入を見送りということにしました。
本当は各停や快速に揺られて、
広島に行くところだったのですがねえ。
その広島県もねえ途中の岡山県、
兵庫県の方も患者は
出ていないのですから
心配ないとは思うのですが、
今後の状態がよくわからないので、
万一を考えて残念ながら
あきらめておくことにしたのです。

事前に抑えていた広島の宿も、
やむなくキャンセルです。

あ~でもこんな毎日って
つまらないよねえ。
人生の無駄使いだなんて
気持ちになってくる。

そうしてじっとしているのも、
高齢遊び人としては耐えられないよなあ。
だったら、ここはひとつ
迷惑をかけないように、
うけないように、
車で旅行するかあ
なんてことをいくらか
考えていたりもするのです。


各地でいろいろと
イベント中止が決まっている。
観戦趣味のマラソンも、
東京や名古屋は一般参加はできないし、
寛平マラソンとかも中止になった。
和歌山のトレイルも中止になったと聞く。
あの篠山マラソンも中止だそうだ。

こうなったら、各地の
オリンピック選手確定の大会なんかも、
開催されなかったり、
無観客の試合になったりするかもねえ。

で、こうなってくると、
ぼちぼち日本のオリンピックなんかも
じわじわと影響を受け、
議論が深まっていくのかもしれないねえ。

目に見えないコロナウイルス。
ああもしかしたら人類が
絶滅するのも、地球温暖化や
戦争なんかではなく
ウイルスによるものかも
しれないなあなんて
つらつら考えたりしてしまう
今日この頃です。


紙を広げて絵筆を持って3

2020年02月22日 22時22分22秒 | お絵かき

今日は西暦2020年。
令和2年の2月22日の
なんか特別2の強い日だ。
亀山のあの2の続く
郵便局の印が欲しい所だが
土曜日なので開いていないか。
残念ですねえ。

ではブログを始めましょう。
が、せめてアップする時間は
特別にしておきましょうか。

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次に描いた絵は、牡蠣の絵だ。

友達が送ってきてくれたのを
絵にしようと頑張った。

ひとつは、電子レンジで加熱し、
出来上がったものを描いた。
それでもちょっと物足りないので、
送ってくれた殻つきの牡蠣の姿を
横に二個描いてみた。



うん、なかなか感じいいではないか。
でも殻つきを横に描いたのだから、
剥いてある身にももう一方の
殻をつけなきゃと思い
書き足してみたのだ。

牡蠣の姿そのものは全体なかなか
よく描けたと思う。
一匹一匹色や形が違うのだが、
その辺はうまく描き分けれたかなあ。
その絵がこれ。



う~ん、確かに牡蠣一個一個は
それなりに書けているのだが、
並べてみるとどうも位置的に
配置が変な感じだ。
どこから眺めて描いたの
って感じだな。

大きな絵を描くと、
こういう問題もいろいろ
出てくるんやなあと、
あらためて実感した
お絵かきになりました。

牡蠣の言葉もまだできていません。

*おいしい
*海のミルク
*二枚貝
*焼きたて

とかそういう言葉から
連想してゆきます。

でも、ということは、
いろいろ書き溜めた
5枚の絵から、まだ言葉を
ひとつも得られていない
ってことですなあ。
頑張らなければ。

いろいろと考えて、
また仕上がりはまた別の時に
紹介しましょうかね。

この言葉を選ぶときって、
それなりに自分の気持ちを
こすり上げていくような
作業が必要になるのです。
天才じゃないので、
少しずつ積み上げていくしかありません。
気持ちを作らないと
いけないんだよね。
だから、音楽をきいたり、
いい本を読んだり、
おいしいコーヒーを飲んだりしながら
自分を高めていくのです。

たまには酒も飲んだりしてね。

でもさあ、こんな創作活動するのに
いい環境ってどんなんやろねえ。

例えば、五木寛之なんかは
金沢の喫茶店ローレンスで
お茶を飲んでいたりしたとき
だったりしたよねえ。

まあそんな高尚な創作ではないのですが、
何かこの場所でこういうことを
しているときに浮かんでくる
みたいなシチュエーションが
あったらええのになあって
最近思ったりしているのです。

あえて今の状態で言うなら、
近所の公園をプラプラ歩いているとき
が一番感受性が強いって感じですが、



それだってなかなかそううまく
いくものでもありません。

でもねえ、いそいじゃいけませんよ。
慌てて書き込んだ言葉を、
何度も書き直したってことも
よくあるもので、
いい言葉はぽろっと
出てきたりするのです。

まあそんなさじ加減で
doironの絵は完成していきます。

来年のカレンダーも
うまく仕上げられたら
いいですねえ。

いま他にも書こうとしている
絵の素材の候補は、
キュウリのQちゃん、
イチゴのケーキ、
植物の南天、
アザミ、
バランなんかが浮かんでいます。

そして描いた絵はパソコンに
残したりできるのもいいよねえ。
パソコンで眺めながら、
ひと筆、ひと筆、doironが
どんな思いで絵にしていったのかが
わかれば最高です。

そうやねえ、後はこういう
お絵かき友達なんかもできれば、
もっといいのかもしれませんねえ。

今はさほど一生懸命走ったり、
運動する楽しみは昔ほどじゃ
なくなったけど、
下手でも気持ちを入れれる
こういう楽しみに出会えて
よかったなあと
今は思ったりしているのです。

またお絵かきが進んだら
ブログに書いていきます。

紙を広げて絵筆を持って
こちょこちょ楽しんでおる
doironなのでした。

おしまい


紙を広げて絵筆を持って2

2020年02月21日 21時21分21秒 | お絵かき

絵についてはまだ続きがありますよ。

次に書いたのはカニの絵。
松葉ガニの絵だ。

一番最初に悩んだのは、
生きたカニか茹でたカニの
どちらを描くかだった。

生きたカニだと、殻になんかに
小さなフジツボがついていたり
植物みたいなものが
ついていたりするので、
面白いといえば面白い。

でもなあ、そんなものをくちゃくちゃつけると、
doironの技術では単に汚くなるだけで、
松葉ガニが蜘蛛みたいになってしまう
のではないかと判断したのだ。

まあ正しい判断だろう。

やはりカニ料理の食卓に出てくる
松葉ガニを描くのが、
まずカニを描く第一歩とすればいいだろう。



鉛筆で軽く下書きをし、
さあこれに色を付けていこうとした時だ。

この茹でたカニの色というのが
とても肝心なのだ。
ピンク系が強すぎてもいけないし、
レッド系が強すぎても変になる。
生きたカニと違って、
茹でたカニというのは
同じような色合いになるだろう。
水彩絵の具だとなかなか修正がきかない。

ということで、そのカニの色を出すために、
別紙でいろいろと試してみた。

結局は赤にオレンジを混ぜて、
影の部分には薄く黒を入れる
というやり方がいいだろうと、
判断したわけだ。

そうして、カニにそんな色を付けて
影も考慮して描いていくことにした。

あ、料理のカニということで、
ちいさなスダチも下に
添えてみることにしたよ。
そうすればカニの大きさも
よくわかるだろう。

あ、そうそう、目だけは生きたカニと
同じように黒く色を付けることにした。
茹でたら色も変わったっけ。
まあその辺はええ加減でいいだろう。
そうして描き上げたのがこれ。



う~ん、足が細かったかなあ。
でもまあdoironの行くような
お得なカニツアーなら、
出てくるのはこんな感じだろう。

そしてこれにも言葉を入れるのだが、
まあカニといえば

*横ばい。
*口から泡を吹く、
*カニミソがうまい
*庶民のあこがれ
*自然保護

などの言葉をいろいろと並べて、
積み上げていくのがいいだろう。

実は絵の言葉作成用のノートを
doironは持っているのだ。
こんな感じのね。





はてさてカニにはどんな言葉が付くのか、
じっくりノートの中に育てていきましょう。

そして次に書いたのが、

マンリョウ。

実際家にあるのがこんな感じだ。



でもねえ、もう少し何か欲しいなあ。
とか思っていたときに、
先日ふと出かけた蕎麦屋さんの庭に
紅白のマンリョウがあったのです。
それを一枚写真にとってきて、
想像をふくらませながら描いたのが、
これ。



名前がめでたいので、
正月なんかには飾り物にされたりするのだが、
紅白だともうそのめでたさは完璧だろう。

白の方の実は、
そのまま白だと目立たないので、
淡く黄色を付けています。

これも言葉はまだです。

*マンリョウ
*紅白
*庭草
*めでたい
*庭の片隅

などの言葉から浮かび
上がってくる言葉を
付け加えることにしましょう。

絵はまだまだ他の物もかいていますよ。

これはねえ、doiron家にある
小さなシーサーの絵だ。

沖縄県などで見られる
伝説の獣の像を彫ったものです。
石垣でもブログに書いたように、
いろんな形のシーサーを
作っていたりする業者もありましたね。
これもそういうものを
買ってきたものです。

小さな神様ですから、
いーやーさっさと歌いながら描きました、
なあんてことはありません。

そして描いていて思ったのですが、
シーサーも阿吽になっていたり
するんですねえ。
家にあった小さな黒い石の上に
飾っているのと、後ろに
南国風の植物も
付け加えて描いてみました。
それがこれ。



言葉はこれもまだです。

実は今年になって描いた絵には、
まだどれも言葉が入っていません。
案外ねえ、カレンダーでも
言葉をさらっと描いているように
見えますが、これがねえ
意外に創作意欲を
必要とするものなんですよ、えへん。

そして絵はもう一枚描いています。

それは明日。

続く

 


紙を広げて絵筆を持って1

2020年02月20日 21時14分36秒 | お絵かき

昨日も絵の道具について、
近所に立派な文房具屋が出来て、
絵の具などの道具が
買いやすくなったことを書きました。

ありがたいですねえ。

絵具も、自分の望む色だったりすると、
一本500円くらいするのですが、
まあ年金暮らしの自分でも、
それくらいの買い物は
許していただきましょうかね。



一枚描くのにそんなにたくさん
絵の具を使うわけでもないしね。
まあちょっと自分で書き方の
わからないところなんかは、
100均のお手軽な紙を利用して、
あーじゃない、こーじゃないと
いろいろ試したりするんですが
まあそんなことで使う量も
そんなに多くないのです。

一番使うのは、一度使用した絵の具が
塊ってしまっていて
ふたがきちんとしまったつもりでも
それがええ加減で、さあ使おうとしたら
カチカチに固まって出てこないときかなあ。
これもなにか固まった絵の具を
溶かすようないい方法が
あるのかもしれないけど、
いまは途方に暮れるだけで、
仕方なく捨てたり、針で底の方まで穴を
あけたりしている状態なのです。

あとは紙代もそんなに
大したことではありません。
先日買った50枚入りの
スケッチブックで1000円もしません。
なのでまあ順調に仕上げていったら、
さほど高額なお金が必要と
なるわけではありません。



それにピクスタなんかにアップした
絵何かもたまに売れるしね。
もうすぐ四国八十八か所の絵も
アップしていく予定です。

まあそんな感じで、
絵についてはお手軽に安く
楽しんでいるんだといっても
いいでしょう?

今年に入ってからも結構絵も
何枚か書きました。

以前ははがきサイズに
書いていたのを、
今はもう少し大きく描いています。
大きく描こうと思えば、
デザインや絵の塗り方なんかも
それなりにむつかしくなってきます。
まあそうして自分の絵の力を
増やそうと思ってはいるのです。

すこし描いた絵を紹介しましょう。

まずは、アロエの絵です。

近所の家にいっぱいアロエを
植えているところがあるのですが、
それを題材にして書いてみました。
そこの家のアロエがこれ。



立派に咲いているでしょう。
これを花を減らして、
枝を減らして題材にして描いた絵がこれ。



葉っぱの書き方なんかは
少し別の紙で試して書いてみたりしました。
デザインをしっかりし、
思い切って書かないと
葉っぱがなよなよッとしてしまいますよねえ。
一本一本の葉を思い切って
書くということで、
まだ頼りない部分もありますが
ようやくアロエの力強さが
少しは表現できたかなあと思います。

そして課題は葉っぱと葉っぱの
間の陰の部分で、
印象的に濃い茶色と緑の混ざった色で
彩色してみました。
ちょっと立体的な感じも
出せたかもしれません。
慣れた人なら「こう書くんだよ」
といって上手なまとめ方が
あるのかもしれませんが、
独学だと意外にむつかしいんですよ。
さらっと書いてあるように
思いますが、別の紙で少しずつ
いろんなことを試した
結果なわけなのです。

ではこれにいれる言葉は
どうしましょうか。
絵を見ながらいろいろと
ヒントを思い浮かべます。

*とげとげしているから、気むつかしい。
*漢方薬で人の役に立つ。
*意外にみずみずしい。
*庭で気軽に咲く。
*みんなに親しまれている。

まあそんなことを考えながら、
絵の話しかけてくる言葉を
探してゆきます。

残念ながらまだ言葉はできていませんが、
これがねえ、たまに夢の中で
しゃべってきたりするのだから面白い。
またジムのローラ台を歩いているときに、
パッと思いついたりすることもあるのです。
近所の公園をプラプラ歩いているときなんかも。

自分で描いた絵の中から
言葉を見つけるって、
意外に楽しいしむつかしいのですよ。

それらしい言葉が浮かんだ時の充実感は、
すごいもので、まるで絵の中の素材が、
そうしゃべっているような
気になったりするのです。

そして、新年になってからは
寒かったり、天気の悪い日もあったので

他にも絵を描きました。
明日はもう少し紹介していきましょう。

続く