ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記 梅雨前線の陰謀編 1

2015年06月23日 21時16分08秒 | ウォーキング

その1.陰謀との戦いの始まりの巻

そもそも、旅のきっかけからして
梅雨前線の陰謀によるものであったのだが、
さすがに急な変更だけあって、
まだ陰謀の相手は準備不足。
まさに寝込みを襲うような急襲であったため、
この時点ではまずまずのお天気の中、
集合場所の松ノ浜駅に到着。



この日のいでたちは、
緑の帽子を被ってブルーの袖のTシャツに
紺のショートパンツ、
裾からは緑のタイツが覗いている。

まあ、この年のおっさんにしては
ちょっとハデ目かと思っていたら、
やってきたジダンは、
黄色のタオルを頭に巻き、
オレンジのTシャツに緑の半パン
というワンランク上のハデさ加減。

戦いに向かう二人が放つオーラは、
周囲を圧倒していたといえる。

梅田の横断歩道でもほらこの通り。



平和な世間の中で、二人は
この上なく浮いていたわけである。

阪急電車で箕面に到着した二人を



出迎えてくれたのは、
こんな横断幕と



箕面市のユルキャラ

「滝ノ道ゆずる」クンである。



doironはちょっとあらたまって記念撮影をしたが、



ジダンは何度もこの地を訪れているからか、
彼とため口をききながら靴をはきなおす。



三人の記念撮影でも、
こころなしか緊張するdoironに対して、
余裕のVサインをするジダンなのであった。



駅前に押し寄せている
たくさんの人々に見送られながら、



いよいよ二人は、「梅雨前線の陰謀」と戦うべく、
「東海自然歩道の西の起点」を出発し、



滝道へと向かったのであった。

そうだ、この滝道は
「東海自然歩道」に指定されている。

東京都の明治の森高尾国定公園から、
大阪府の明治の森箕面国定公園まで続く、
総延長1376kmにも及ぶ自然歩道なのである。

この歩道の箕面市部分の足下には、
先ほどのゆずるクンが描かれた
マンふたがある。



おお~、なんと消火栓まで
紅葉が描かれているではないか。



そんな撮影をしながら、
ふと前を見るとジダンがシャッターのおりている
立ち呑み屋の看板を呆然と見上げていた。



「し、閉まっているとは、梅雨前線の陰謀か」
とつぶやいているようにdoironには見えたのだが・・・。

こんな地酒の酒屋や



足湯の誘惑という陰謀にも負けず



進んでいった。

このあたりは、
古くから名勝地として知られており、
doironも子どもの頃に
何度か連れてきてもらったことがある。

「モミジの天ぷら」を食べた記憶もあるぞ。

しかし、お坊っちゃまだった
その頃はよもや大人になって、
陰謀との戦いのために
ここへ再び来ることなど
予想もしなかったものである。

古い道ということで、
気になる「石」もたくさん立っている。





右は
「これより名勝 箕面山」と刻まれ、



こんな小さな自然石の道標は

「右 瀧新道 左 瀧舊(旧)道」
と刻まれている。

どっちを行ってもこの先の大滝に
到着するというわかりやすい安心感をかもしている。

「箕面」とは、一般的に
この道の奥にあるその「大滝」の形が、
籾などのふるいわけに使った
「箕(み)」の「面」に似ているところから
ついた名前だそうだ。

今や人口13万人以上ある
「箕面市」のルーツが滝なんだな。



この石もあちこちでいくつか見た。



「この付近一帯 名勝 箕面山」
と刻まれている。

そうそう石といえば、
滝道の途中にある瀧安寺弁財天にある



「百度石」が面白い。



奉納したのが、
なんとあの女性漫才トリオの
「かしまし娘」である。



なかなか粋なことをしはりますなあ。
戦いの中でも少しホッとする二人なのであった。

その弁財天から少し先にあるのが

「野口英世」像。



数々の病原体を見つけ、
とりわけ「マーズ」じゃなかった



「黄熱病」の陰謀から



人類を救ったといわれるお人である。



その「野口英世」像のあるところから、
きりりとふんどしを締め直して、
どんな陰謀が待ち受けているのか
ワクワクしながら、
いよいよ二人はいよいよ山道に突入して行くのであった。

ずんずんと続く


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