ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

宍道湖のシジミ

2009年07月25日 22時32分20秒 | weblog
シジミには大きく分けて、
日本全国の淡水に生息するマシジミと
汽水に生息するヤマトシジミがいる。

これらには
コハク酸といわれるうまみ成分が
大量に含まれており、
肝臓にとてもよいとされています。

なかでも、
宍道湖のヤマトシジミは
全国に種貝として出荷されるほど有名らしい。
しかも、
この貝の旬というのが
産卵期の7月前後で、
特に土用シジミといわれて重宝がられているとのことだ。
と、そんなテレビ番組を
皆生の前にふと見たテレビの番組でもやっていたので、
今年はレースの翌日観光の場所に宍道湖を選んだ。
松江から見る宍道湖の夕日が
本当にきれいなんだそうだが、
三連休の最終日
1000円高速も今日までなので
大渋滞が予想されるから
そんな夕日の時間まではいられない。
ホンの束の間の
宍道湖観光とシジミ購入を
兼ねての小旅行でした。

宍道湖沿いの、
「出雲往来」
と名づけられた国道を走り、
結局松江城横の物産館で、
各種お土産と
活けシジミを購入した。



黒々としたうまそうなシジミだっしょ。

保冷バッグに入れてもらい、
レースでエネルギーを生成するために
フル稼働だった肝臓を喜ばせてあげようと、
楽しみに持って帰ってきました。

このシジミは砂抜きをしていないと
注意書きに書かれてあったので、
家に帰ってウエットを干し、
バイクをざっと洗い、
洗濯物も済ませてから
砂抜きをすることにした。

普通、アサリなんかだと
塩をひとつまみいれた水につけておくのだが、
ヤマトシジミは汽水の貝だ。
どうしようか悩んだ挙句、
知恵袋を活用。

「貝を両手にとってガリゴリ洗った後、
水につけ、そこにスプーンを入れておく」
んだって。
金属に反応するんやね。

早速指示通りにした。

するとどうだろう、
一時間もしないうちに、
ボールの底に黒い砂などが溜まっているではないか。

こんな感じ。



これは宍道湖の砂ってわけやね。

「吐け~、もっと吐くんだジョー」。

呪文を唱えながら見守ること5時間。
(ずっと見てたわけじゃないけどね)
立派に吐き出してくれたようだ。

春から先、
ずっと溜め込んでいた皆生への想いを
一気に吐き出したdoironのようだにゃあ。

さあて、砂を吐いていただいたら
次はいよいよ調理なのだが、
その日は時間切れ。
冷凍庫に放りこんで、
二日後に味噌汁にすることにした。

具は、少しの巻き麩とわかめ。

ぐらぐら煮立ったお湯に、
ガラガラと凍ったシジミを入れて、
ダシのもとも少し加える。



シジミが開いた後で
八丁味噌を濾しながら溶かした。

そして、しばらくコトコト煮たのちに
最後に少しの具を加えてできあがり。

さすがに宍道湖のヤマトシジミだ。

身が実にプリップリでした。
奥さんが日食ツアーからまだ帰っていないので、
インスタントに少し手を加えて
中華丼も作成。

おなかに優しく、
肝臓にもよろしい夕食のできあがりだ。



日本海のうまみをたっぷり含んだシジミ汁。

レースを振り返りながらいただいたそれは、
これまで食べたどんなシジミ汁よりも美味じゃったよ。
まあ、あまりそういうことに
舌の肥えてないdoironだから
万人が食して
うまいかどうかは
「神のみそ汁」じゃがね

少なくとも肝臓はしっかり
癒されたでしょう~

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