都知事選もあと数日で告示になるが、なかなか候補者を決められずにいるようだが、選挙民は何を基準に選べというのだろう。政党はいったい何をしているのか?都民を馬鹿にするのもいい加減にして欲しいものだ。候補者が決まらないということは、当然、公約も決まっていないわけだ。にわか作りの公約、そこには現状をどう把握し、それに対してどういう対策を講じるかという根本的な基盤がないわけで、そんな公約は単なる絵に描いた餅にしか過ぎない。ただのスローガンでしかないように思う。
そこで、知名度の高い人を選んで、票を集めようという魂胆らしいが、都知事選はただの人気投票かと思ってしまう。小さな国の一国にも匹敵する予算規模を持ち、都知事の裁量権の大きさも計り知れない。何十億、何百億という巨額が都知事の意向に従って動くわけだ。そんな大事な人を選ぶのだから、党が全力を出し切って、人選し、都民の審判を仰ぐべきだろう。
現状は、お粗末過ぎて、言葉もでない。まあ、参議院選挙でも、やれスポーツ選手、歌手など知名度の高い人を持ってきて票集めに汲汲とし、政策は二の次、嘆かわしい限りだ。この国の行く末が心配になってきた。