安倍総理が辞意を表明し、新たな自民党総裁選びが始まっている。しかし、党員による投票は行われないという。「政治空白は許されず、一刻の猶予もない。」と菅官房長官は言う。果たして、そうだろうか?安倍総理が急死したわけではない。病気のために、総理の責任を全うできない可能性が出てきたので、対人すると安倍総理は語った。また、コロナ感染も少し落ち着いてきているので、このタイミングがベストとも語った。また、安倍総理は、闘病中ではあるが、今まで通りに政務を続けているのだ。また、麻生副総理も、他の大臣も健在で、政務を行っている。政治空白何てないのだ。アメリカの大統領選挙のように何か月もかかる選挙ではない。党員が投票所に行くなり、投票用紙の候補者リストに印を付けて投函すれば、事足りる。アメリカのように郵便がいつ届くか分からないということもない。1日、2日、3日もあれば、確実に郵便は届くのだ。党員投票を省く必要なんてさらさらないではないか?
岸田さんも、石破さんも、党員による選挙を望んでいたのではないか?党員による投票を嫌ったのは菅官房長官だけだ。今回の党員投票を行わないという決定は、菅官房長官にのみ、決定的に有利に働いているように思えてならない。これは、私のうがった見方だろうか?
ことは自民党内部のことではあるが、総理大臣選びという国民に大きな影響を与えるものだ。自民党の一握りの人によって、こんな重要な決定が、秘密裏になされて良いものか?このことを公明党は、どう受け止めるのだろうか?政権を握るパートナーとして、責任ある発言を期待したいものだ。