緊急事態宣言下でも、人通りは一向に減っていないようだ。私のいるマンションの前では、毎朝、スクールバスに乗る高校生が行列を作っている。オンライン授業はあまり進んでいないように見える。デルタ株は若者も感染しやすいと聞くし、実際、若者の陽性者がかなりの比率を占めていて、若者を中心に感染が拡大しているのは事実のようだ。大学ではオンライン授業が中心のようだが、高校では依然として対面教育が中心のようだ。小学生の場合は、オンライン授業といっても、無理な子が多数いるから、オンライン授業の割合を上げていくのには限界があると思うが、中学や高校にもなれば、ある程度、オンライン授業でやっていくことはできそうな気がする。オンライン授業で代替えができるものとできないものをしっかりと見極め、可能なものはオンラインでやっていくべきだろう。
オンライン授業というと、ネット環境が整っていないから受けられない人がいるとかいうことがニュースになる。しかし、コロナ感染が始まって、もう一年半の経過しているのだ、この間、政府はいったい何をしてきたのか?また、保健所の業務が切迫しているともいうが、保健所の機能を上げるために、必要な職員数を確保するために、どれだけのことをしてきたのか?
今の政府には、本気でコロナ感染を抑えようという意気込みが感じられない。こんな状況では、正月までに感染を抑えられる筈もないだろう!ワクチンは必要だから、接種を進めるのは大事だ。しかし、ワクチンは万能ではない。ワクチン接種者が感染し、ウイルスを人に移していくことは十分考えられる。本気で、人流を抑える対策に全力を注ぐべきだろう!