私は、良く一円玉を投げて遊ぶ。発端は「銭形平次」が、ドラマの中で賊に向かって、「銭」を投げて犯人に当てて、捉えるというもの。何で「一円玉」になったかというと、五円玉では、ガラスが割れたり、家具を傷つけたりしてしまう。一円玉ならば軽いから傷つけることもないだろうと思った。
ところが、軽すぎて、投げても、真っ直ぐに飛んで行かない。これで的に当たるなんてできそうもないと思われた。まともな人ならそこで諦めるところだが、そこは至って諦めの悪い私は、何度も何度も繰り返し練習した。投げ方を色々変えてみて、スナップを利かし、回転を多めにかけるよつにしたり、とにかく色々やってみた。
まあ、何でも続けてたら、何とかなるものだ。真っ直ぐに飛ぶようになって来た。ただし、的に当てることができるまでにはなっていない。
そう言えば、昔靴べら飛ばしに夢中になっていたこともあったなぁとふと思い付いた。アフリカだったか、オーストラリアだったか、原住民がくの字に曲がった木でできた武器を投げて狩をする、ブーメランというもの、投げた武器が手元に戻って来る。それはそれは不思議な軌道を描いて飛ぶ。多分、そんなことから、誰かが始めたのだろう。靴べらを投げても、手元に戻って来るとこを発見したらしい。
この技を見て、痛く感動、私もやってみようと、繰り返し練習した。戻って来た靴べらをキャッチできる程には上達しなかったが、懐かしく思い出した。
あのようなセルロイドの靴べら今でもあるのだろうか?ネットで「靴べら」で検索、調べてみた。あのような形の靴べらは見つからなかったが、更に探していくと、Yahooオークションに出品されているのを発見した。探せばあるものですね。
一個千円か千五百円落札されているようでした。送料含めると二千円、えー、ちょっと手が出ませんでしたよ。ハハハ