ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

手首のコブを見ながら数年前を偲ぶ男

2021-06-04 12:26:17 | 健康


 年を取るにつけ、体のいろんな部分にガタが来てるのを実感してます。
 特に筋肉や肌の張りなんかの衰えは、それはもうアップに耐えられない(だれも撮らんけど・・)くらい。
 栄枯盛衰世の習い、国破れて山河あり・・の心境でございます。
 まあ、こんな言葉を例えに出している時点でどうなのかと思いますが・・。

 反射神経や動きの感覚も鈍っているようで、最近、良く手足の先っぽをテーブルやドアの端にぶつけるんですね。
 「痛っ!」と叫んでしばらくはフウフウして耐えるのですが、数日経っと紫色に内出血した部分を見て「どうしたんだろう?」とドキッとする事があります。

 さて、今回は老化とは直接関係ないと思うのですが、手首にできた「コブ」の話です。
 1ヵ月くらい前、何気に触った左手首の内側に固いしこりがあるのに気づきました。
 手を動かしてもどうもないのですが、ギュッと押してみると鈍い痛みがある。
 グリグリと動く感じも無く、なんかそこの骨が腫れているような感じなんですね。
 またどこかにぶつけたかなと思ってシップを張って様子を見ましたが、その後も小さくはならない。
 そもそもぶつけたのなら少しくらいは青くなってるはずだけど膨れているだけ。

 そうなるとやっぱり何か怪しい物が私の内部で突然発生して、ジワジワと悪の勢力を拡げようとしているのではないかと思うようになるわけです。


 最近、あんたは病院務めかというくらい、いろいろと受診してます。
 耳鼻科、消化器内科、呼吸器内科、歯科、そしていよいよ今度は整形外科です。

 はじめて行く病院でしたが、新しくて綺麗だし、完全予約制で待ち時間が無かったのは助かりました。
 両手首のレントゲン写真を角度を変えて何枚か撮られ、しばらく待って診察。
 部屋に入ると若いドクターがすでにプリントした説明書を机の上に乗せてひとこと

 「ガングリオンですね。」

 え、ガ、ガンですと?
 しかもグリオンなんて怪しい単語までくっついて・・と一瞬怯むオジサンでしたが・・

「悪いものではないです。原因は分かりませんがよくできる奴で心配は無いですね。中身はゼリー状のものなのでレントゲンには映りません。」



「あのぅ、このコブ取らなくても大丈夫ですか?」
「よっぽど大きくなって痛んだり、生活に支障が出るような時には取りますが、それまでは経過観察と言うことで・・。」で、終わり。

 まあ一安心なのですが、これほどいろんな病院のお世話になる日が続くと、数年前に走ったあの鹿児島マラソンも幻だったように思えてくるオジサンなのでした。





ダスティンホフマンになれなかったよ・・

2021-02-27 18:07:34 | 健康
 ここ数年で自分の怠慢により奥歯2本を失ったおじさんは、もうこれ以上の犠牲は出してはならぬと固く心に誓い、定期的に歯医者さんでお掃除をしてもらっています。
 今日も愛車のドンマック2号(自転車)にまたがり、さっそうとかかりつけの歯科医に向かいました。
 今では感染症対策として歯医者さんでも体温と酸素濃度を測ります。
 冷たい風を受けながら自転車で飛ばしてきたオジサンは額で測る体温が低すぎるエラーになり、酸素濃度の方も運動後で低めに出てしまいました。
 後の人に順番を譲りしばらく安静にした後の測定で無事合格でした。

 診察台に寝かされお掃除が始まると痛さも殆ど感じず、むしろお姉さんの「はい、開けてください」「閉じてください」というやさしい声がなんとも心地よくて眠ってしまいそうになります。

 突然「あ・・」という小さな声がしたので、「何か?」と聞くと、右上の奥歯の隙間が虫歯になっており、今のうちだったら簡単な治療で終わるのでやりましょうかとのこと。
 
 虫歯治療って何年振りでしょうか?
 子供の頃によく歯医者に連れて行かれ、ドリルで歯を直接削るというあの激しい痛みに加えて神経に響く「キュイーン」という金属音が今もトラウマになっています。

 大人になってから見た「マラソンマン」という映画では椅子に縛り付けられたダスティンホフマンがナチスの歯科医から麻酔もせず執拗に歯を削られるという拷問のシーンがなかなか強烈でしたね。
 まあそういうことで若い頃は少々痛みがあっても歯医者さんにはなかなか足が向きませんでした。

 準備する先生に「痛いですかねぇ?」と聞くと、「そんなに深くないので普通はしませんが・・もし心配なら麻酔を・・」と言われたので、食い気味に「お願いします!」と答えました。
 またその麻酔を歯茎に注射する時にチクチクと痛いので、さらにそのための麻酔を歯茎に塗るという至れり尽くせりの状態で治療してもらいました。

 ダスティンホフマンのように裸足で飛び出して、通りを走って逃げることにならなくて良かったです。

映画「マラソンマン」から



麻酔も無く歯を削られるより、裸で逃げた方が良いさ!

免疫が混乱してしまわないように・・

2021-01-26 16:48:02 | 健康
 このところ嫌な咳が続いてます。
 何か胸が詰まる感じがして、ふとした拍子に喉の奥あたりからむせてしまいます。

 先週の検診では血液も胸の写真も変わりなしだったので、まあ持病の悪化というわけではないと思いますがそれなら何なの?という感じです。
 先生は「空気も乾燥してるし花粉もボチボチ飛び始めてるから」とステロイドの点鼻薬を処方してくれました。

 私にはもともと花粉症は全く無かったのですが、40代の頃に3年間の徳之島勤務から帰った途端に突然発症しました。
 恐らく杉が全く無い島で過ごしたことで私の免疫は花粉を認識できなくなっており、久々に体に入り込んできた花粉を病原体と勘違いして総攻撃したのだと思います。

 アレルギーは一度発症するとそのプロセスが記憶されるので同じ状況では同じことが繰り返され、ずっと付き合って行かないといけない疾患ということになります。
 花粉症や膠原病、間質性肺炎の一部など免疫が関係する疾患の治療には、その働きを抑える薬(ステロイド、免疫抑制剤等)で症状をコントロールすることになります。

 昔、まだ衛生状態が宜しくなかった頃は花粉症なんて聞いたことがありませんでした。
 いろんな病原体がウヨウヨしている環境では、免疫の方も本来の外敵と戦うのに必死で自分の御主人様を攻撃するなんて考えもしなかったのかなと思います。

 世界でも街並みや道路、施設がとても清潔と言われる日本ですが、あまりにも行き過ぎた消毒や個人的な薬の使用は逆に体を守ろうとする本来の力を弱めてしまっているのかも知れませんね。


星空のディスタンス

2021-01-13 23:04:15 | 健康
 今日の夕飯はクリームパスタとパンガシウスのムニエル、タルタルソースかけなんて、聞いただけならなんちゃって高級料理を作ってみました。
 妻の帰りを待って、すぐに夕食を食べます。
 夕食後は今日は幾分暖かくなったのと少し食べ過ぎたこともあり、久々にウォーキングに出かけました。

 7時過ぎだというのに辺りはもう暗く、蛍光タスキとライトは必需品です。
 いつも交通量の少ない裏通りをだいたい1時間くらい歩くので間食や夕飯の食べ過ぎがなければ二人ともスッキリなれるはずですが残念ながら体形は維持したまんまです。
 妻は「私のお腹のこれは筋肉なんで、これ以上は小さくなりませんが何か・・?」と最近は居直っているので、まあ健康維持を目標に頑張ります。

 今日はいつもより星が綺麗でたくさん見えるような気がします。
 妻が「あんなに大きく見えた木星はどこにあるの?」と言うので、「ちょっと待って!」と言ってスマホを取り出し「星座盤」というアプリを起動しました。
 無料なのに空のどの方向に向けてもその方角の星や星座の名前が表示されるという優れものです。

 それによると木星はすでに西の地平線に沈んでいるようなので教えてあげようと振り返ると、妻はもう30m先をスタスタと歩いていました。常に先を行く人です。

 二人で冬の正座を見上げながらの暗い帰り道、手でもつなごうかとしたら「ソーシャルディスタンスです!」と拒まれました。