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最近、家の周りを綺麗な蝶がチラホラ飛び始めました。
それが日を追うごとに増えていき、今では朝玄関を開けるとここは南国か?と思うくらいに多数の蝶が庭木の周りを飛び交うようになっています。
でもこれは本当は「蝶」ではなくて「蛾」なんです。
「キオビエダシャク」と言う害虫で、イヌマキなどの植物に大量に卵を産み、孵った幼虫がすさまじい勢いで葉っぱを食べつくして枯らしてしまうと言う外来種なんだそうです。
うちの木は食べられる種類ではないのですが、どうも寝場所になっているらしく夕方になるとどこからともなく集まって来るし、あちこちでペアになり繋がっています。
こいつらがまた大量の卵を産み付けると思うと少しでも退治してやらねばという使命感に駆られ、殺虫剤を振りかけてみたり、ハエタタキで近くに飛んできた奴を叩き落そうとしますが、奴らときたら動きがコウモリみたいに素早いし、ハエタタキがヒットして地面に落ちて動かなくなっても、しばらくすると何事も無かったようにまたヒラヒラと飛び立っていく。
まるでゴジラにやられたモスラがザ・ピーナッツの歌で力を回復して飛び立つ時のようです。
(知らない若い人は「モスラ」「ザ・ピーナッツ」でググってください)
県や市のホームページにも対策が掲載されているので、おそらくここ数年でどんどん被害が拡がっているのだと思う。
退治するには幼虫の時に木を揺するとびっくりして糸を引いてぶら下がるので一斉に捕殺するとあるので、自分一人が鬼の形相で蛾を追い回しても骨折り損のようです。
最近、鹿児島県内ではいろいろな外来種が問題になってきています。
例えばヤンバルトサカヤスデ、ハイイロゴケグモなどに加えて、アライグマやマングース、ウシガエル等々。
気候の変化で生息地が北上してきたものもあるし、食用として持ち込んだのに自然界で増えてしまったウシガエルや奄美のハブを駆除しようと持ち込んで、今やハブ以上に農作物や天然記念物のアマミノクロウサギに被害を出してしまっているマングースなど。
まあ、グローバル社会の中でこれからも純日本を保つのは難しいところですが、被害が拡大したり日本固有種に影響が出るようなものに関しては何とか食い止めたいものです。
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上下、県のHPから
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