ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

大昔だったら書道家になれていたかもしれないオジサン

2021-10-21 21:00:26 | 日記


 今日の鹿児島はなんと気温がグッと下がって20℃前後の冷たい雨の一日でした。
 家の中にいても寒いので早くも暖房を入れてしまったオジサンです

 こんな日なので室内でペン習字講座の課題の練習をしました。
 月に2回、市のペン習字講座を受講していますが、ついつい毎日の練習を怠けてしまい講座日の前日になってから慌てて宿題を書き始めるという具合なので相変わらず私の前では黒いミミズが紙の上を這いまわっている状況です。

 でも漢字の成立ちって、大昔の人が生き物や道具やいろんな物の形を描いたことを元にして始まったわけでしょ?
 だったらイラスト大好きなオジサンはそれなりに上手く書けそうな気がするんだけれど、どうして文字になるとこうもダメなんでしょうかね?


 講師の先生も「ドンマックさんの文字はなんとも味があるのよねぇ」と褒めてくれます。
 「味がある」ってまあ、だいたい褒めるところの無い場合に使われる便利な言葉なのかもしれない・・😟 

 さて、今は最後の発表展示会に向けて作品を提出しないといけない時期です。
 オジサンはただ下手くそなことに加えて、実は本番にとても弱いのです。
 練習用の安い紙に書く時はそれなりにスラスラ書けるのに、いざ提出用の高い紙に書くとなると急に緊張して「失敗したらダメだぞ・・」と謎の囁きがプレッシャーをかけてきます。
 肩はガチガチだわ、手先は震えるはで、最初の一文字目からヨレヨレッ・・「あぁつ、ダメだ!」となり、紙をグシャグシャ丸めては次の紙を拡げてまた書き始めることの繰り返し。
 そんな様子を見ていた妻からは、「いつも最後の一枚と思って地球にやさしい練習をしないと・・」と静かに窘められます。

 でもね、聞けばね、あの「あいだみつお」だって作品を描く時は部屋中が書き損じた紙だらけになっていたそうだよ。しかも才能を認められたのは亡くなった後だったんだよ・・。



 と、言ってはみたものの、ミミズ作品と比べてしまってはあいだみつおに申し訳ないと思いなおして、また地道に頑張ろうと思うオジサンなのです。