急に秋らしくなった鹿児島です。
土曜日の朝、起きると穏やかなお天気だったので、急にどこか遠出をしましょうと言うことになり、思い立って宮崎県綾町の大吊橋に行ってみることにしました。
10年ほど前に行った時も天気が良く、山が綺麗だった思い出があったもので。
8時半に出発し、道の駅とかによりながら2時間かかって宮崎市の隣町、綾町に到着。
先ずは観光地の一つである綾城に入る。
大きな城ではないものの江戸時代に廃城となったものを昭和の時代に復元したものだそうです。
中には当時の刀や兜が展示してあり、何やら難しい顔をして大事なお話をしている武者人形の皆さんも・・・
九州各県のお城を見学すると、良くあるのが「この城は〇年の〇〇の戦いで薩摩軍に攻められてナンタラカンタラ・・」みたいな説明書きですが、この綾城も御多分に漏れず薩摩に攻められて乗っ取られたお城と言うことらしいです。
武者人形さんたちは島津軍が近づくなか「どうする?どうする?」と相談している場面だとか・・
いやあ、まあ平民出身の私には関係ないけど「なんか、すみません・・」と呟きつつ城を後にしたのであります。
城の隣の工芸館では綾町で盛んな木工、陶器、ガラスなどの工芸品を売ってました。
うちの奥さんは「福」を呼ぶフクロウが好きで玄関やリビングにはいろんなフクロウさんたちが鎮座していますが、今回も夫婦?のフクロウの置物を買いました。
そしていよいよ綾の吊り橋に向かう。
休日なのに10年前来た時よりも観光客が少ない感じです。
コロナと言うより、どうもこの10年の間に日本一の吊り橋の座を大分県に奪われたことが理由のひとつらしいです。
まあ、それでも折角なので350円の通行料を払って、いざ吊り橋へ!
渡った先に自然遊歩道があるのでササッとわたって森林浴をと思っていたのですが、先を行く客の殆どが若いカップルたち。
あちこちで立ち止まっては二人で右に左に体をくねらせて、スマホのレンズを見つめながらニッコリ微笑んではパシャパシャと写真を撮るので、なかなか先に進まない。
私たちも負けずと二人くっついて仲良さげに自撮りして撮っては見ましたが、必死で作り笑いをしながら何回もシャッターを押したにも関わらず遂に奇跡の一枚は起こらなかったので残念ながらお蔵入りとなったのであります。
↓ 宮崎県の観光協会HPから
↓ ヤマビルが出るぞぉという警告にも負けず、遊歩道をずんずん降りていく人
長距離の旅、やや疲れましたがいよいよ涼しい季節を迎えてアウトドアが恋しくなったオジサンとオバサンです。