青島を後にした後は、左手にキラキラと輝く太平洋の海をずーっと眺めながら南下する。
途中にはイースター島にある本物と同じ大きさのモアイ像が並んでいるという「サンメッセ日南」がありますが、料金がちょっとアレなのでスルーしました😅
約1時間程で目的の鵜戸神宮に到着。
なんと近くの駐車場が工事中とかで丘の上の第二駐車場へと誘導される。
ここは入口から参拝所までかなりの距離があるのですが、丘の上まで車で登ったのでさらに遠い道のりとなってしまいました。😖
いやいや神様を前にして、そんなわがままは申しませんよぉ。
参拝ついでにちょっとしたハイキングもできたぞ~って有難く思いましょうっと。
坂を下りて、大鳥居を過ぎると、神門があります。
そこを潜るとその先で待ち構えているのは立派な楼門。
後は海岸沿いの岩場の参道を昇り降りしながら進み、最後の急な石段を下りていくとやっと洞窟の中にある神殿にたどり着くのでありました。
この薄暗い厳かな雰囲気だけでもなんだか神秘的なパワーをもらえそうです。
鵜戸神宮の謂れは、神話に出てくる海幸彦と山幸彦の兄弟の神様に遡るそうです。
山幸彦が兄から借りた大事な釣り針を海に落としてしまい、海の中に探しに行ったときに竜宮で出会った豊玉姫(トヨタマヒメ)と恋に落ち、妊娠した姫は出産のために丘に上がりましたが、山幸彦が作る産屋が間に合わず鵜の羽で屋根を葺いている途中で産まれたことから、そこを神殿として鵜戸神宮となったそうです。
姫は本来のサメの姿で出産するところを見られた恥ずかしさで海に帰ってしまったそうで、山幸彦にしたら嬉しいやら悲しいやら・・
ちなみにその時に産まれた子のさらに息子が都に登り後の初代天皇(神武天皇)になったのだとか・・・(ま、神話ですから・・😅 )
ね、神様が子供を産んだ場所が神殿になっている訳ですからそれはもう安産にご利益があるに違いない!!
ここでの運試しに素焼きでできた「運玉」を波打ち際の岩のくぼみに投げ入れて、入れば運が付くと言われています。
二人で何個か投げたけれども・・1個も入らず
安産の祈願に来たのに、これではいかんと授与所に行って安産のお守りを頂く。
中にはお守りだけでなくお乳飴や、子供が無事に生まれて来てくれた時に「安産お守り」を返送する封筒(お守りを「子供のお守り」に変えて送り返してくれる)などが入っていました。
さて、無事に神社巡りも終わり、道の駅などにも寄りながら帰り着いたのは6時前でした。
久々に10時間近くのお留守番をしていただいたモコ助先生。
いつもは大喜びして走り回るのに、さすがに10時間は長かったのかなんだかご機嫌ななめでおとなしい。
怒ってるの・・・?
絶対怒ってるよね😓
今度はまたどこかに連れて行くから許してね、ね・・・