ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

コロナの検査について思うこと

2020-07-16 22:42:28 | 新型コロナウイルス感染症
 感染者数の増加を受けてPCR検査数をさらに増やすべきと言われています。
もちろん、より多くの人が検査を受けられるに越したことは無いのですが、PCR検査の意味やそもそも何の目的で検査をしたいのかをはっきりしておく必要があると思います。
 
 テレビに良く出演される専門家と言われる人の中にはPCR検査は信頼度が低く70%くらいしか陽性にならないから・・」なんていう人もいますが、現状ではウイルスの遺伝子そのものを捕まえ増幅させて検査をするPCR検査は最も信頼度の高い検査ではないのでしょうか?検体中に必要な量のウイルス(遺伝子)が存在すれば陽性になるし、なければ陰性になる、そういう検査です。
 
 陰性だった人が後で陽性になったりするケースはおかしい、検査ミスでは?と言う人もいましたが、単に検体を採取する時期の問題だと思います。ごく微量のウイルスが体に入ってきたばかりの時点(感染初期)では、濁ったプールに数匹のカエルが迷い込んだようなもので、カエルを捕まえようとしていくらバケツでプールの水を汲んでもなかなかカエルを見つけることはできません。しかし、カエルが100匹~1000匹と増えていけばどうでしょう・・簡単にカエルを捕まえることができるようになるはずです。
 
 コロナウイルスに感染していても初期の無症状の段階ではウイルスはそれほど増殖していないため、綿棒で喉を擦って検体を採取しても、ウイルスを捕まえることはなかなか難しい場合が多いと思います。冬に発熱してインフルエンザに罹ったかもと心配になり、すぐクリニックを受診しても、「まだ陽性に出ないと思うから明日また来てください」と先生に言われるのも同じ理由ですね。
最近では検査をして「コロナ陰性証明書」を持ってくるよう言われるケースもあるようですが、「陰性」だったとしても、その証明は検査当日限定であって、次の日以降は、また検査をしない限りわかりません。
 
 特に症状があって検査をした人は、陰性だったから大丈夫と安心して、すぐ街に繰り出したり、普通に出勤したりすることは避けて、数日間は休んで体調を確認してほしいと思います。
 
 まあ、そんな日々です・・・

 


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