根室本線(滝川~釧路)の富良野より少し南東側の
南富良野町に幾寅駅というJRの駅があり
1999年の高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の
ロケ地となりました。映画の中では幌舞(ほろまい)駅という
駅名で、近い将来廃線になる幌舞線とともに定年を
迎えようとしている鉄道員の物語なのですが、
現実に2016年の台風被害以来、東鹿越~上落合信号場間の
この幾寅駅も不通区間となったままです。
富良野~新得間は、輸送密度が200人未満であり、
JR北海道が「単独では維持困難」としている線区となっており
復旧工事も進んでいません。映画のとおり廃線になって
しまう流れです。
今は列車は走っていませんが、れっきとしたJR
幾寅駅です。映画のセットのまま。
駅の向かいにあるこのとこやさんもセット。
駅前の広場。ディーゼル車の隣の
建物も映画の中のだるま食堂。
ここは本物の駅、幾寅駅よりひとつ
帯広寄りの落合駅。
線路はこんなんなっちゃています。
幾寅方向。
新得方向。
落合の国道38号沿いにみつけた鳥居。
上がってみます。
古い立派な木の鳥居の向こうにある
赤い屋根はJR落合駅。
本殿。八幡神社となってます。
これも落合の国道沿いにある
古い農器具を壁一面に張り付けた
変わったオタクの納屋のよう。
2016年の台風18で氾濫した川の
整備がやっと進んできましたが
まだ倒木が至る所にありました。
落合とトマムの中間付近。