北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

中山峠⇒支笏湖:8月5日2018

2018-08-05 20:10:26 | Buellビューエル・ツーリング

今日は先週と同じく恵庭渓谷を走り

国道453号(支笏湖道路)とT字路で

交わるところで、先週は左折して支笏湖へ

向かいましたが、今日は右折して

南区石山へ抜け、国道230号を定山渓を通り

中山峠を越えて、喜茂別から国道276号に入り

美笛峠を越えて支笏を経由して苫小牧に

抜けて帰ってきました。

札幌市南区豊滝からの八剣山。

頂上の岩肌が剣を8本並べたよう。

 

これも豊滝からのこの山は定山渓、神威岳。

未知との遭遇』のデビルスタワーのよう。


中山峠から羊蹄山がくっきり見えるんですが

今日はあいにく雲の中。裾野は見えました。


さすがに8月の初旬の日曜日。

ドライブ客で中山峠の道の駅は

いっぱい。

 

中山峠のスキー場下を通り

喜茂別付近まで旧道が維持されて

いたましたが、さすがに大雨続きで

通行止めとなってしまいました。

エルシノア250やTL50、XLX250Rでよく

走りましたが、残念です。復旧工事の見込みは

なさそうですね。

 

中山峠の道の駅の少しスキー場寄りの

下の方にこのような記念碑が建っています。

何が書いてあるかというと、明治3年に明治政府が

北海道開拓のために函館から札幌に通じる内陸の道がないため

有珠(現在は伊達市)から札幌に峠越えの道路の建設の

必要があるが明治政府にお金がなく、東本願寺に請願した結果、

東本願寺は了承し、なんと19歳の僧侶を総責任者として

僧俗2百数十名と仙台支藩の武士らの協力で明治3年2月に京都を

出発し途中で寄付を募りながら北上し、明治4年7月には新道を

完成させたとの内容。やたらに早いスピード工事ですが

今のように舗装やトンネル工事もないのでけものみちや

従来使われていた山道を切り開いていったのでしょう。

ところで、本願寺街道と呼ばれた、その元祖中山峠は

ここではなく、中山旧道でもなく、明治時代の地形図でも

不明のため、以前に現地を歩いて色々調べたところ。

薄別川(豊平川に注ぐ)伝いに古い道路の石組みがあり、

喜茂別岳と子喜茂別岳の間を通り京極方面に通じる道があったようで、

その辺が元祖中山峠なのではないかと推測していましたが

ほんとのところはタイムマシンがないとわかりません。


支笏湖モーラップからの恵庭岳。


モーラップキャンプ場。

少し寒いくらいでしたが

キャンプ客でにぎわっていました。


モーラップから支笏湖畔、ポロピナイ方向。

 

 

コメント
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