北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

戦争遺跡トーチカ:8月19日2013

2013-08-19 21:08:48 | ドライブ写真
鵡川の河口に近くの畑の中と海岸に太平洋戦争時に
造られたトーチカが残っている。
これも最近よく聞くようになった戦争遺跡の一つですね。

こことは200キロほど離れているが豊浦町と長万部町の
間に小幌(コボロ)という地区があり山の中の秘境駅として
有名だが、国道から海に向かう谷を山道をたどって
下りていくと、平洋戦争時に使われたと思われる厚い
コンクリートの遺構が残っている。
かなり前に探検に行ったら、海に面した厚いコンクリート壁に
に、ボコボコと不規則に銃痕のような大きな穴が空いていた。
おそらく、太平洋戦争時に米国軍艦からの艦砲射撃に
よって空いたものと思われ、ザワーっと歴史を感じました。

アメリカと戦争をした事さえ風化して来ている昨今
このような身近な戦争遺跡は保存して後世に伝えて
行ったほうが良いと思いますね。
(カメラ:PentaxK-x+PentaxDA18-55・f3.5-5.6)

新ひだか町・襟裳岬方面へ向かう国道を鵡川に架かる橋を
渡ったすぐ右に見えてくるセブンイレブンの横の道を
海に向かって下って行くと、突如として畑の中に
現れるトーチカ。
個人の畑の中に綺麗に残されているので
壊さないで保存しているのかも知れない。

機関銃を添え付ける窓。
戦争映画ではここから中に手榴弾を投げ込む
シーンが必ず出てくる。

こんな感じの素晴らしい田舎道。


これは海岸にあるもうひとつのトーチカ。
かなり崩れてしまっているがかなりの大型のタイプ。



分厚いコンクリート。
中にゴミが捨てられているのはいただけない。

上部(屋根)にはこんな形に穴が開けられている。

上部(屋根)から海側を望む。
海岸の浸食が進んでいるので防波堤が数キロ先の
港まで建造されている。
もうひとつもっと海側にもあった記憶があるので
おそらく海に沈んでしまった模様。

下部が崩れているがそれでもまだ屋根は結構高い。

私の影との対比で結構でかいものだとわかると思う。



トーチカにまとわりつくように伸びているハマナスに
赤い実がひとつぽつんとなっていた。

夏のカントリーロードという感じの鵡川河口への道。
河口はすぐそこ。
DS4のテール曲線はかなり凝っている。
夏場の平均燃費は1リットル18.5キロ。
札幌の街乗りも何回は含んでいるので
かなり良好な燃費であります。




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