Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

サナエ三昧

2012年05月23日 | トンボ


先日採用したブーツはそこそこ軽快だが脱ぎ履きに問題があったので、ファスナー付きのものを新たに取り寄せた。
今回はその使用感を試そうと思って出かけたが、何とも間抜けなことにその新しいブーツを玄関に置き忘れてしまった。
仕方が無いのでサンダルのまま水に入って撮影と相成った。サンダルも悪くはないのだが、やはり水の抵抗は若干ある
ので次の機会こそ新しいブーツを試したいと思う。





3枚目は稼働の少ないQ+StandardPrime01(標準レンズ)でAF撮影。背景の選び方が難しいので、じっくり写せる
アカトンボで活躍の予定だ。先日どうもピリッとしなかった水辺のサナエ撮影だが、今回ももう一息な感じだった。
それにも関わらず水辺のサナエ撮影で思いのほか時間を食ってしまったので、場所を移して後発組を探すことにした。




清流の顔でもあるアオハダなど先日まで見かけず心配していたが、今年もどうやら初夏のトンボは遅れ気味のようで、
やっと数頭が水辺にたむろするようになった。後発(初夏)組は大体一週間程遅れたようだ。

そろそろ引き上げようかという段になって足下から小型のサナエが飛び立った。
今回はマークしてなかったがどうやらヒメサも羽化のピークを迎えつつあるようだ。
この辺では早い年で5月半ば頃からなので、これも数日程遅れた感じだろうか。
しかし早速写そうと探して歩くそばから次々と飛び立ってしまいなかなか撮影できない。



羽化探索途中に産卵に出くわす。
しかし自分はこの手の生態写真にあまり燃えるタイプではないので適当に撮影してしまった。



更に進みふと足下を見るとアオサナエがいた。緑が鮮やかな個体なので思わず撮影をはじめたが、最初は向かい合わせにヒメサが羽化して
いたことに気づいていなかった。自慢じゃないが自分はそこそこ探索能力は高い方だと思っている。でもサナエ羽化とアオヤンマだけは
別物でなかなか見つけられない。これは面白いカップリングショット!とサイドショットを狙うが、うっかり咳払いをしてしまったらアオサ
には逃げられてしまった。こんな撮影機会は滅多にないので残念無念!!!である。



しかたなく月並みだが最近ちょっとマイブームのソフトフォーカス系ショットを頂く。



ドキュメンタリータッチのショットと叙情的?なショットも頂いた。