そろそろ梅雨入りという時期になるとイトトンボの数も増えてくる。
自分の場合、どこに行っても圧倒的にクロイトが多い。生息数も多いのでほぼ一日中出張っている。
草間ではアジアやクロイトの未熟個体が見られ撮影意欲をかき立ててくれるが、意外と落ち着き無く移動するので
なかなかじっくり写させてはもらえない。
イトトンボの未熟個体見分けはなかなか難しいが、自分はなるべく雰囲気で見分けるようにしている。
生殖器形状等は最終的な確認手段だが大抵ここまで確認の必要は無い。これは腹部が細く頼り無さげな感じなのでムスジ。
尤もこのように現像時に暗部の白反射を軽く押さえこむことで斑紋も若干浮き出てきて正体もわかりやすくなる。
10メートル程先の見通しのよい草むらに休むチョウトンボの姿を発見!静かに近づくが残念ながら飛ばれて樹上の存在となる。
この時期の草むらではトンボ科の若個体の撮影も楽しむことが出来る。