心の準備は出来ていました。
いえ、そう思ってました。
でも、我が子を初めて胸に抱いて、
カンガルーケアを始めると胸がドキドキしました。
どこかギコチナイ私です。
手鏡を持って、「どーすればいいの？」状態です。
その緊張は、ひかりに伝わってたようで、
こんな顔になってました。
ひかりも、（なんか違うなあ）と思ってたかも‥‥、 ごめんね。
でも、そのうち ひかりの温もりで気持ちが良くなって‥
様子を見に来た看護師さんが、「あら、まあ」と笑っておりました。
ちょっと、あきれてたかも。。。
（ん？）と目が覚めました。
こうして、初めてのカンガルーケアは終わりました。
東京女子医科大学病院NICUでは、お父さんのカンガルーケアも積極的に行なっています。
とても貴重な体験でした。
私のヒーリングにも大きな影響を与えてくれました。
「
ひかり、ありがとう
」
雨の中、母乳を持って、いざNICUへ。
今日のひかりはどうかな？
子宮にいるときと同じような姿勢で寝ていました。
母乳を飲む量も体重も増えました。
そして、この日から酸素が取り外されました。
主治医の先生（女性）が来られて、
「ひかりちゃんはとても順調です。このまま大きくなってくれるだけです」
とキラキラした瞳で話してくださいました。
そして今日もカンガルーケアを行ないました。
2回目のカンガルーケア。
しとりんはこのときを昨日から楽しみにしていました。
手鏡でひかりの表情をのぞきこんでみると、
すやすや眠るひかりが映りました。
このカンガルーケアを始めてから、母乳がさらによく出るようになりました。
静かでゆったりした時間が流れて、至福のときを噛み締めたしとりんでした。
と、このとき、「次はご主人さん、いかがですか？」との一言。
「 いいのか
」
と次は私がカンガルーケアを体験させていただきました。
この模様は次回に。
