この日は甘い紅茶(アールグレイ)を持参して行きました。
そして年が明けたら外泊が出来ないものかと、二人で話し合いました。
しとりんは少し身体を動かし体力をつけようと、
病棟内を歩くようにし始めました。
転院時、38キロ台であった体重が40キロ台まで戻ってきています。
そして、やはり食事の壁に当たりました。
ベジタリアンである私たちにとって、
病院で出してくださる食事に限界があります。
いよいよ私がつくらなければならない状況となってきました。
(つくれんのか?) と少々困惑気味の私でありました。
彼女がつくるベジ料理はベジタリアンの中でも群を抜いているので、
私にはとてもハードルが高いのです。
いろいろ考えながら帰宅したのでした。
夜中24時、しとりんからメールがきました。
「39.2の熱が出て、急きょ病室を一番奥の個室へ移動しました」と。
中心静脈カテーテル感染の疑いがあるということで、
カテーテルはすぐ抜かれたということでした。
(いったいどうなっているんだ?)
20時に病室を出た時は熱もなく元気だったのに‥。
カテーテルを抜いたら高カロリー輸液は点滴できません。
まだ口から十分に食べられません。
嘔吐も少なくなったとはいえまだ続いています。
何がどうなっているのか、
これからどうなるのか、
私たちはまた大きな山に差し掛かったのでした。
皆様のお祈りに心から感謝します。
引き続きよろしくお願いします。