クリスマスが終わって、
ケーキを一口も食べなかったなあと思いつつ、
この日も病院へ急ぎました。
ダージリンの甘い紅茶をつくって。
しとりんと外泊をいつにするかの相談をしました。
外泊の場合、何泊までできるかを看護師さんに確認し、
1番良い日時を選ぶようにしました。
そこへ主治医の先生が来て、
「内診しましょう」と言ってくださいました。
すると、「ご主人もどうぞ」と診察室へ招いてくれました。
超音波でお腹の赤ちゃんを見せてくれました。
一瞬、手をふっているかのように、
こちらに合図を送っている姿が見えました。
「ここが頭で、ここが足ですね」と教えてくれました。
元気な元気な、それは元気な赤ちゃんでした。
「退院に向けて、リハビリをかねた外泊をしてください」
と笑いながら言ってくださいました。
カテーテル感染から高熱を出しIVH(中心静脈栄養)を抜いたことで、
事態は急展開を見せ始めました。
主治医がサンタさんのように見えた日でした。